高まる男性の「専業主夫」願望 その背景にあるものは
2009年 07月 25日
Excite エキサイト : 社会ニュース
こないだも、男子高校生が期末テスト前でしょうか、家庭科の復習をし、女子生徒が数学の復習をしている場面に電車で遭遇しました。
そういう時代です。
背景には、確かに、「正社員の仕事がきつすぎる」というのはありますね。
正社員が大卒早々に、「店長」とか、「課長」にさせられ、課長だから、残業代は出ないとか、えらいめに遭っています。ある電気店ではただの売り場の売り子を「店長」と称してました。
非正規社員(特に女性が多い)はすぐ切られますが、正社員は仕事がきつい。結果として、男女どちらも大変。
そういう状況があります。うまく、両方とも仕事も家庭もバランスを、というのは、ずっと国策「ワークライフバランス」といわれてきたのです。
ところが、国も有効打を討ってこなかったというか、そもそも、ワークライフバランスを崩す方向に崩す方向に労働法制を改悪してきたのですから話になりません。
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2009年7月25日 17時55分
高まる男性の「専業主夫」願望 その背景にあるものは
男性の「主夫」願望が高まっているらしい。結婚情報サービスの調べでは、「専業主夫でもかまわない」と考えている男性は6割以上という調査結果もある。専門家は、仕事の厳しさ、とくに正社員に仕事のプレッシャーが高まっていることが原因とみている。
妻の収入がよければ、「専業主夫」でもかまわない
弁当男子に水筒男子――家事の出来る「男子」は脚光をあびている。主婦と生活社が実施した調査(2008年11月発表)では女性の57.6%、とりわけ20代女性では72.2%が「男性が家事をすることはかっこいいと思う」と回答した。「婚活」が話題となっている中、「これからは男性の婚活にも『家事力』が必須となってくるのかもしれません」と分析している。
一方、結婚情報サービスのオーネットが2009年6月に発表した結婚意識調査では、20代男性の61.7%、30代男性の69.4%が妻の収入がよければ、「専業主夫」でもかまわないと回答している。調査はインターネットを通じて、男性1135人から回答を得た。これらの調査結果に対して、オーネット広報は「景況感も関係しているだろう」とした上で、こう話す。
「20~30代の世代的な傾向として、男女とも働き、家事をしていこうという雰囲気があります。なにごとも公平に分担しようという意識のあらわれです。それ以前は男性が働き、女性は家庭を守るといった風潮でしたが、これが崩れてきました。男性も家事に対する抵抗がなくなっていることが伺えます」正社員への圧力が高まり、仕事をきついと感じているため?
一方、「婚活」の造語を生み出したことでも知られる、山田昌弘中央大学教授(家族社会学)もここ最近、「学生の進路調査を見ていると、なれるものなら『主夫』になりたいという男性は少なからずいます」と話す。こうした傾向は10年、20年前にはなかったという。
「理由は仕事が厳しいこと。将来の見通しが立たないことでしょう。ここ4~5年くらいでしょうか。非正規雇用のために『主夫』を望むというよりも、正社員に対する圧力が高まり、仕事をきついと感じているためだと考えられます」
とはいえ、実際に主夫願望が叶い、めでたくゴールしたケースはあるのだろうか。前出のオーネットの話では、「なかなか聞かない話です」とのことだった。調査には理想が入り込むからだ。そのため、オーネットでは現実的な方法として、男性・女性がともに仕事、家事をシェアしていく方向でアドバイスしている。
前出の山田教授も、「たとえ主夫願望があったとしても、単に家事が出来ればよいというわけではありません。家事ができるプラスαの魅力がなければ難しいのでは」とも話している。
こないだも、男子高校生が期末テスト前でしょうか、家庭科の復習をし、女子生徒が数学の復習をしている場面に電車で遭遇しました。
そういう時代です。
背景には、確かに、「正社員の仕事がきつすぎる」というのはありますね。
正社員が大卒早々に、「店長」とか、「課長」にさせられ、課長だから、残業代は出ないとか、えらいめに遭っています。ある電気店ではただの売り場の売り子を「店長」と称してました。
非正規社員(特に女性が多い)はすぐ切られますが、正社員は仕事がきつい。結果として、男女どちらも大変。
そういう状況があります。うまく、両方とも仕事も家庭もバランスを、というのは、ずっと国策「ワークライフバランス」といわれてきたのです。
ところが、国も有効打を討ってこなかったというか、そもそも、ワークライフバランスを崩す方向に崩す方向に労働法制を改悪してきたのですから話になりません。
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by hiroseto2004
| 2009-07-25 20:46
| ジェンダー・人権
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