長崎県知事選、民主系候補「KO負け」のわけと「みんなの党」の不気味な善戦
2010年 02月 22日
長崎県知事選、民主系候補「KO負け」のわけ
2010年02月22日政治・政党長崎さとうしゅういち
http://www.janjannews.jp/archives/2707872.html
2月21日投票が行なわれた長崎県知事選挙は、民主党など与党が推薦する候補が、自民党・公明党が支援する候補に「KO負け」を喫しました。
平成22年2月21日執行 長崎県知事選挙 開票状況速報 (長崎県選挙管理委員会)
http://www.pref.nagasaki.jp/election/2010chiji/sokuhou/2010chijikaihyou.html
自公が支援する中村さん(元副知事)は、衆院選での自公票36万、自民党と支持層が被るみんなの党や幸福実現党(極右)の票を合わせた39万票のうち、約8割を固めた、と考えられます。
一方で、民主党など与党が推す橋本剛さんは、与党が衆院選で獲得した39万票のうち、約55%の22万票しか固められませんでした。
都議選でも「静岡現象」再現すれば与党大惨敗
http://www.news.janjan.jp/election/0907/0907106708/1.php
以上の記事でも申し上げているとおり、2005年頃までは、民主党は、都議選では国政選挙での支持者の6割の票しか固められていませんでした。
そういう意味では、今回、橋本候補が、与党票の5割強しか固められなかったこと自体は、そんなに驚くべきことではないでしょう。「民主党の地方における基礎体力の弱さが露呈した」と思います。
ただ、民主党自体に勢いがあれば、「国政選挙で民主党に普段投票し、地方選挙では棄権」という人でも、2009年都議選、静岡県知事選のように、「地方選挙でも民主系候補」となる傾向もあるのは事実です。
従って今は、もはや「2009年7月静岡県知事選、東京都議選当時のような勢い」は民主党にないことも誰の目にも明らかです。
また、同日執行の町田市長選挙でも、民主党などが推薦する新人が、自民系の現職に「KO負け」しました。
同時に行なわれた市議選では、みんなの党(推薦含む)が、3人の新人を擁立し、二人が当選。得票率は7.5%と、「初陣」なのに大健闘しました。
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2010/13/00010595.html
また、自民党は、知事選勝利を受けて審議拒否です。公明党、共産党、みんなの党は「審議を通じて問題点を正す」としており、自民党の「職務怠慢ぶり」が浮き彫りになります。
民主党も勢いがないが、自民党も野党としての職務怠慢の今、ラジカルな小泉路線ともいえる「みんなの党」がブレークしかねない素地はあります。そのうち、自民党に替わって、野党第一党になるかもしれませんね。
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とくらたかこ応援団
京野公子がんばれ!
以下の与党各党も参考に
「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
2010年02月22日政治・政党長崎さとうしゅういち
http://www.janjannews.jp/archives/2707872.html
2月21日投票が行なわれた長崎県知事選挙は、民主党など与党が推薦する候補が、自民党・公明党が支援する候補に「KO負け」を喫しました。
平成22年2月21日執行 長崎県知事選挙 開票状況速報 (長崎県選挙管理委員会)
http://www.pref.nagasaki.jp/election/2010chiji/sokuhou/2010chijikaihyou.html
自公が支援する中村さん(元副知事)は、衆院選での自公票36万、自民党と支持層が被るみんなの党や幸福実現党(極右)の票を合わせた39万票のうち、約8割を固めた、と考えられます。
一方で、民主党など与党が推す橋本剛さんは、与党が衆院選で獲得した39万票のうち、約55%の22万票しか固められませんでした。
都議選でも「静岡現象」再現すれば与党大惨敗
http://www.news.janjan.jp/election/0907/0907106708/1.php
以上の記事でも申し上げているとおり、2005年頃までは、民主党は、都議選では国政選挙での支持者の6割の票しか固められていませんでした。
そういう意味では、今回、橋本候補が、与党票の5割強しか固められなかったこと自体は、そんなに驚くべきことではないでしょう。「民主党の地方における基礎体力の弱さが露呈した」と思います。
ただ、民主党自体に勢いがあれば、「国政選挙で民主党に普段投票し、地方選挙では棄権」という人でも、2009年都議選、静岡県知事選のように、「地方選挙でも民主系候補」となる傾向もあるのは事実です。
従って今は、もはや「2009年7月静岡県知事選、東京都議選当時のような勢い」は民主党にないことも誰の目にも明らかです。
また、同日執行の町田市長選挙でも、民主党などが推薦する新人が、自民系の現職に「KO負け」しました。
同時に行なわれた市議選では、みんなの党(推薦含む)が、3人の新人を擁立し、二人が当選。得票率は7.5%と、「初陣」なのに大健闘しました。
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2010/13/00010595.html
また、自民党は、知事選勝利を受けて審議拒否です。公明党、共産党、みんなの党は「審議を通じて問題点を正す」としており、自民党の「職務怠慢ぶり」が浮き彫りになります。
民主党も勢いがないが、自民党も野党としての職務怠慢の今、ラジカルな小泉路線ともいえる「みんなの党」がブレークしかねない素地はあります。そのうち、自民党に替わって、野党第一党になるかもしれませんね。
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「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
by hiroseto2004
| 2010-02-22 12:55
| 選挙
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