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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

議会の経営戦略機能不全が問題だ

 広島県知事が湯崎英彦さんに変わってから、「経営戦略会議」「経済財政会議」などが次々と立ち上がっています。

「縦割りの弊害を拝し、県全体を見渡せる総合的な行政を」、というねらいであるのは論を待ちません。

県庁全体の、経営戦略機能を強化する、という方針を発表しています。

平成22年2月19日(金) 来年度,県庁の経営戦略機能を強化します
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1266541715759/index.html

ただ、職員の中からは「この10年間、職員をこれまでに大幅に削減してきた。そうした中で、『・・会議』ばかりが肥大化し、湯崎さんがめざす現場主義が却っておろそかにならないか?」という意見もちらほらききます。

その気持ちはわかります。

ただ、むしろ問題は議会が機能不全だったことではないのか?「経営戦略機能」を本来担うべき機関が、担っていなかったのではないか?

そのつけを湯崎さんや今の職員、県民が払わされているのではないでしょうか?

そう。議会のことです。

とくに2003年4月まで、檜山俊宏議長(当時)が覇権を握っていた時代はひどかった、と思います。

当時、議会の覇権を握った勢力が、自分たちの選挙に有利になるようなハコモノをねじ込んでいた実態があります。これが、広島県の財政悪化の背景にあります。

いまは、利権を失った議員の中には、教員や職員の批判(というより罵倒にちかい)で、有権者の溜飲を下げてもらうタイプの方がおられます。

「利権ねじ込み」も「職員罵倒」も、非生産的な話です。

 広島県に限らず、これからの議員は、みんなの意見を議会に届け、県が、市町村がどうあるべきか、議論し、政策をつくる議員でなければなりません。経営戦略は議会においてこそ議論されなければなりません。まあ、当たり前のことですが。

 その部分を、首長の諮問機関の「・・会議」にお株を奪われるなんて、恥ではありませんか?

そのためにも、例えば、「議会の通年化」「自由討論導入」「出前議会」「休日・夜間議会」「住民が意見をのべる場所の提供」「供託金引き下げ」「議員定数上限撤廃」など、議会改革が必要です。

ここを放置したら、知事や市長がいくら頑張ってもらちがあきません。

「エラい人だけでつくる」痴呆痔恥(田中康夫流にいえば)から「みんなでつくる」地方自治へ!です。

「エライ人だけでつくる」から「みんなでつくる」地方自治へ-JanJan
http://www.janjannews.jp/archives/2409851.html

「エライ人だけでつくる」から「みんなでつくる」広島県へ-JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/government/0910/0910181814/1.php


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by hiroseto2004 | 2010-02-23 18:57 | 地方自治 | Trackback