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by hiroseto2004

自由と生存のメーデー三日目「フツーの仕事がしたい」を鑑賞、映像労働者・フリーランスら議論

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自由と生存のメーデー10。5月4日(火)は「ムービーメーデー」を阿佐ヶ谷ロフトAで実施しました。

福島瑞穂大臣も参加 自由と生存のメーデー
http://hiroseto.exblog.jp/12583495/

第一部は、映画「フツーの仕事がしたい」上映。
第二部は「トークショー:新しき映画労働、映画作りへの道」で映像労働者(ムービーユニオン所属)、フリーランスらによるパネルディスカッションを開催しました。

「フツーの仕事がしたい」(土屋トカチ監督・撮影その他もろもろ?)は住友大阪セメントの孫請け企業・東都運輸のセメント運搬の運転手の主人公が、連帯ユニオンに加盟し、最終的には、改善を勝ち取るまでの闘いを描いています。

http://nomalabor.exblog.jp/8455106/

皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。
高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、
現在はセメント輸送運転手として働いている。
しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、
心体ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。
生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、
ユニオン(労働組合)の扉を叩く。
ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。
生き残るための闘いが、否が応でも始まった。(上記ブログより)


途中、お母さんを亡くし、葬式に会社側関係者を名乗る工藤被疑者が乱入する。会社側が工藤被疑者を経営陣に加え、工藤被疑者が開き直る。

住友大阪セメントも、フジコックスも、責任をとらない。主人公も一時病に倒れる。など、壮絶なありさまが描かれています。

主人公の皆倉さんも会場に駆けつけてくださいました。

■映像労働のあり方を考える

映像労働者やフリーランス(インディーユニオン)関係者によるディスカッションは盛り上がりました。

映演労連の梯俊明書記長によると、映画の現場は昔は、撮影所が機能していました。そして、労使交渉で賃金もキチンと決まっていたそうです。

http://www.ei-en.net/

それが、TVの普及で映画人口が減ると、撮影所が崩壊。俳優たちはフリーの立場に置かれたそうです。

それに対して、これといった対策もない。事故がいつおきてもおかしくないそうです。

阿佐ヶ谷の映画館・ラピュタ阿佐ヶ谷の労組委員長の須賀信夫さんは、言いがかりばかりつけてくる社長に、組合に入ったとたんに解雇。現在解雇撤回闘争中です。

この社長、ワンマンで女性社員の襟をつかむんで壁にたたきつけるなどの暴行も繰り返していたようです。ただ、現在は、組合員も多くは嫌気がさして映画館をやめ、現在残っているのは一人ということです。

「フツーの仕事がしたい」の土屋監督も、懐は苦しいということ。ドバイで賞をもらうまでは借金まみれだったそうです。

インディーユニオンは、自由業・自営業・フリーランス・SOHO(委託・委任・請負などの仕事、実績評価の労働権をもつ人々)の労働組合。一応、連合傘下です。

同ユニオンの小林書記長は「出版業界なども、不況で社員を守りきれなくなった。それを非正規に切り替え、さらに、(社会保険なども何もない)委託労働者(偽装請負)に切り替えている。報酬を一方的に切り下げられ、介護に従事しながらライターとか、会社に通う人も多い」と、ライター業界の労働条件悪化を指摘しました。

自由業・自営業・フリーランス・SOHO(委託・委任・請負などの仕事、実績評価の労働権をもつ人々)の労働組合「インディユニオン」
http://indyunion.cocolog-nifty.com/


日本の映画への助成の貧弱さも問題になりました。

梯書記長によると、フランスでは、映画への助成金が200億円くらいあるそうです。そもそも、日本は先進国でも文化にかけるお金が経済規模に比べてずば抜けて少ないそうです。

また、映画への補助金が日本においては、どうしても、大手に偏ってしまうことも指摘されました。フランスでは、映画入場料の1割を強制的に徴収し、それを助成に充てているそうです。日本でもそうやったらどうか、というのが梯書記長のお考えです。

また、アメリカでは、財政基盤が貧弱な弱小の監督が映画をとりたい場合は、俳優の労組を通じて、申し込み、ノーギャラで出演してもらあう。ただし、厳しく労組がチェックするそうです。

各論客に共通するキーワードのひとつは「やりがいの搾取」です。「お前ら、好きでやっているんだから低賃金(フリーランスの場合は低原稿料)でいいだろ」という見方が、労働条件を悪化させているのです。一種の自己責任論です。

「夢を持たせておいてにんじんをぶら下げる。それについていくと、落とし穴がある」(土屋監督)というわけです。

■自己責任論が人々を追い詰め、文化を破壊する

感想を述べさせていただくと、自己責任論こそ、人々を追い詰める。映画労働者なら、フリーランスが自己責任で片付けられるなら、介護とかも「やりがいがあるからいいだろ」にされる。いや、それこそ、普通の公務員とかだって、しまいにはそうなりかねないと思います。

これを打ち砕かないといけないと思います。さらに、そもそも「自己責任」ってどれほどあるかがわからない。

 千葉県知事・森田健作被疑者は時には「さらば涙と言おう」の歌詞を間違え、音程も不安定なときもあるなど、才能が世間で言われているほどあるとも思えない。わたしが、カラオケで、「さらば涙と言おう」を歌ったら、周りの全員が森田被疑者よりわたしのほうがうまい、と断言しました。しかし、森田被疑者は、うまく時流に乗り、自民党支部長なのに、完全無所属を連呼するなど、違法な手段(とわたしたちは、考え、森田被疑者を公選法違反で告発。嫌疑不十分で不起訴処分となってしまい、現在、検察審査会に審査申し立て中。)までもつかって知事まで上り詰めた。

一方で、とくに小さなプロダクションに登録している人などは、森田被疑者より才能がありそうな人が低賃金で搾取されている。そんなところに不条理を感じました。

あと、根源的なことをいえば、慢性的なデフレの中で、衣食住に比べれば二の次の文化にお金を回す余裕が人々になくなっていることもあるでしょう。そういう意味では、たとえば、人々の可処分所得を思い切って増やす(定額給付金を1万2千円とかしょぼいことではなく、100万円とか)経済政策が必要なのだろうな、とは思います。

こんな事を続けていたら本当に日本の文化はどうなってしまうのだろう。だけど、ムービーユニオンや員ディーユニオンのみなさんが、こうやって少しづつでもがんばっていくことが、日本の文化の将来も守ることになるのだ、と改めて確信しました。

 もちろん、若手組合員からは、仕事の上に組合活動で、活動家が疲弊していることも指摘されました。

 そのあたりは、たとえば、わたしが所属している自治労などの大きな組合(の正規労働者)が、「他人事」と見ずに、小さな組合に対して連帯していくことが大事だし、その責務があると思います。

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by hiroseto2004 | 2010-05-04 20:37 | 生存ユニオン・独立系メーデー | Trackback