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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

枝野幹事長「今日から企業献金受け取らぬ」

民主党の枝野新幹事長は、企業団体献金を今日から一切受け取らない、と表明しました。



「やればできる」のです。

やるか、やらないか。極論すれば、それだけ。

枝野さんは元々は、菅さん、鳩山さんとは旧民主党結党(1996)以来の同志。

都市近郊リベラル中間層を基盤としている方です。

民主党もその後、98年に旧民社党(大手企業労組)や保守系議員(当時反小沢)が合流。

さらに03年に自由党と合併しました。

旧民社党の組織や、小沢さんの手腕は、たしかに民主党が政権を取るのには大きく役立った。

ただ、じゃあ、旧民社党ないし大手企業労組幹部(平野官房長官ら)の意向を過剰に受け入れると、これは、民主党に期待した人を裏切る。小沢さんの場合は、昔自民党幹事長だったイメージがついて回る。
(もちろん、検察審査会で「起訴相当」とされた被疑事実は、これは、乱暴な認定を審査会はしたと思います。購入と登記が数ヶ月ずれることなんて、良くある話です。農地を転用した場合なら、なおさらです。それを「起訴相当」とは感情論過ぎる。)

枝野さんも菅さんも、厳しくいえば、世界の時流からみれば、本当はやや時代遅れだったかもしれない。
菅さんの「第三の道」は、イギリスの13年前のブレア政権の政策がモデルです。

ただ、日本の場合自民党という、冷戦と高度成長を存在意義としていた「三十年前」の遺物が、居座っていました。ですから、小沢さんらの力で、自民党を倒すのは必要でした。

さらに、民主党を引き継ぐ菅さん的なものも、歴史のプロセスとしては必要になる。

繰り返しますが、日本は中曽根以降、新自由主義かつ官僚主義という怪物に変質した自民党が居座ってしまった。

このために、歴史は、三十年遅れになってしまった。だから、遅れを取り戻すのに大変です。

小沢さんの手腕で、参院選、衆院選に勝ったのは大きい。

しかし、企業団体献金は、十年前に禁止されるはずだったのに、政党支部長なら受けられるという抜け道を当時の自自(小沢党首)公政権は作った。

それを今、枝野幹事長自ら「企業団体献金は受け取らない」とし、歴史の針を「三十年遅れ」から「十年遅れ」に進めた点は評価します。

その上で、旧民主党メンバーを軸とする現執行部の課題は、以下でしょう。

彼らが一世を風靡した時代より、小渕さんや小泉純一郎さんらのせいもあって、貧困が拡大しています。地方の疲弊も進んだ。こうしたことへの対応でしょう。

ご自身らの基盤である大都市中間層だけでなく、幅広く低所得者や地方の声にも耳をすませていただきたい。13年たてば、社会環境は大きく変わります。今にマッチした生活第一での手腕が問われます。

その点は、きちんと、わたしたちも「生存ユニオン広島」による政策提言などの形で、対応させていただきたいと思います。

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Tracked from kojitakenの日記 at 2010-06-09 07:35
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新内閣発足の翌日だから、本来なら『きまぐれな日々』に力み返った記事を書くべき日だが、暇があまりないので、菅政権発足の論評としてもっともしっくりきた下記ブログ記事を紹介する。 広島瀬戸内新聞ニュース : 枝野幹事長「今日から企業献金受け取らぬ」 リンク先の文章... more
by hiroseto2004 | 2010-06-07 21:28 | 新しい政治をめざして | Trackback(1)