「住みやすい」国は「エライ人」でなくても政治に参加しやすい国
2010年 06月 27日
ある友人が「庶民出身政治家の方が変節しやすいのでは?」という、面白い問題提起をしていた。
その理由として、友人は、「当選すると以前とは違う境遇になるのに、自分は庶民のままのつもり」だからではないか、と推測する。
それはあながち間違いではない。
もう一つ考えられるのは、庶民がいったん仕事を辞めて議員になり、議員をまた辞めることになったら、悲惨なことになりかねないから、ということもあるのではないか?
お金持ちなら、落選してもまあ、大丈夫。しかし、そうでないと、落選したら貧困層に真っ逆様になりかねない。
そうなると庶民出身だからこそ、逆に利権に目がくらんだりしてしまう。
多くの場合、庶民は立候補にすら、二の足を踏む。
だから、政治家は世襲やお金持ちだらけになり、政治は偏ってしまう。
もちろん、お金持ちでは、なかなか庶民のニーズはつかめない。
この閉塞感を打破するには、庶民が立候補しやすくすることだ。
まず、供託金が高すぎる。勤務先を辞めなくても立候補できるようにする。
一度会社を辞めた人でも簡単にやり直しができるようにする。
そういう社会にしないと、お金持ちやエラい人だけの政治が続く。
庶民が立候補しやすい仕組みに不熱心な政党は民主主義に背を向けている、ということになる。エラい人の既得権にこだわる政党ということになる。
世界一住みやすい国・ノルウェーは国政でも地方でも比例代表制度。立候補しても本人は、仕事を辞めなくて良い(公務員でも)。気軽に比例名簿に登載され、気軽に落選できるのです。
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お金持ちなら、落選してもまあ、大丈夫。しかし、そうでないと、落選したら貧困層に真っ逆様になりかねない。
そうなると庶民出身だからこそ、逆に利権に目がくらんだりしてしまう。
多くの場合、庶民は立候補にすら、二の足を踏む。
だから、政治家は世襲やお金持ちだらけになり、政治は偏ってしまう。
もちろん、お金持ちでは、なかなか庶民のニーズはつかめない。
この閉塞感を打破するには、庶民が立候補しやすくすることだ。
まず、供託金が高すぎる。勤務先を辞めなくても立候補できるようにする。
一度会社を辞めた人でも簡単にやり直しができるようにする。
そういう社会にしないと、お金持ちやエラい人だけの政治が続く。
庶民が立候補しやすい仕組みに不熱心な政党は民主主義に背を向けている、ということになる。エラい人の既得権にこだわる政党ということになる。
世界一住みやすい国・ノルウェーは国政でも地方でも比例代表制度。立候補しても本人は、仕事を辞めなくて良い(公務員でも)。気軽に比例名簿に登載され、気軽に落選できるのです。
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by hiroseto2004
| 2010-06-27 13:50
| 選挙制度・政治改革
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