「小選挙区制と二大政党制に批判を!」集会(リレートーク)
2010年 08月 01日
「小選挙区制と二大政党制に批判を!」集会(リレートーク)
日時:9月11日(土)午後6時20分開演(開場6時)
場所 :文京区民センター(地下鉄春日駅・後楽園駅下車)
地図http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn
参加費 : 500円
6分間リレートーク方式の集会
リレートーク発言者
山崎康彦 原田伊三郎 紅林進 村岡到 矢崎栄司 田所智子
平岡章夫 林克明 橋本久雄 佐藤和之 江原栄昭 河内謙策
日隅一雄 朝倉幹晴 (順不同)
7月30日、臨時国会開会日に、菅直人首相は記者会見で「衆院80議席、参院40
議席削減」を年内に各党が合意するようにと表明した。とんでもないことであ
る。7月の参院選挙での民主党惨敗によって、「ネジレ国会」となるなかで、菅
首相は9月の民主党代表選挙をにらみ「消費税増税」についてはトーンを落とす
ことを余儀なくされたが、議員削減を人気浮揚の目玉に据えようと思いついたら
しい。
昨年8月の総選挙の数字で類推すると、「衆院比例80議席削減」となれば、民
主党は3分の2の議席を独占することになり(42%の得票で68%の議席獲得)、
小政党は議席ゼロとなってしまう。民意の歪曲、極まりである。
「国会議員自身が身を切る」と菅首相は言うが、一人7000万円かかる議員報酬
(秘書の賃金も含む)を11%減らせば、議員80人分となる。なぜ、定数削減と短
絡するのか。320億円の政党助成金を削減(廃止)すれば済むことである。各種
審議会が100以上もあるが、議員を減らせば、関与する機会は少なくなる。官僚
を国会議員が監視・指導する機会も減る。「政治主導」に逆行するものだ。イギ
リスの人口は日本の半分だが、下院は650議席である。国会議員の数は多くない
のだ。
しかも、選挙に立候補する権利も大きく制限されている。衆参とも比例区は
300万円、選挙区は600万円もの高額の供託金が必要である(イギリスは9万円)。
選挙制度についての関心を高め、民主主義を破壊する選挙制度に反対しよう。
『週刊金曜日』の意見広告も準備しているのでぜひ協力を!
『週刊金曜日』に意見広告を出そう!
1口:1000円のカンパを 第一次締切り:8月10日
カンパ送り先:
郵便振込 00150-6-615943 小選挙区制廃止をめざす連絡会
活動を拡げよう!
国会議員や地方自治体議員に働きかける
地方議会で反対声明を決議するように
6月声明への賛同署名を拡げよう
各地で集会を開こう(講師を斡旋します)
リレートーク方式のルール
☆発言は申し込み順にうけつけます。
☆発言時間は6分。
☆司会者による進行指揮に従う。
主催:小選挙区制廃止をめざす連絡会(代表:林 克明)
連絡先:東京都文京区本郷2-6-11 3F
メール:popularelection@notnet.jp
東京周辺の方は、どうぞ、よろしくお願いします。
わたくし・さとうしゅういちは、個人的には、菅総理は細川内閣と同じ誤りを犯しつつあると思います。
細川内閣は、政治改革=小選挙区制導入のために、景気対策、とりわけ、銀行への公的資金投入などを怠った、という責めはまぬかれますまい。
1993年頃の時点なら、まだ、バブル崩壊とその後の不況による銀行の傷も浅かった、と思います。
そして、細川総理は「国民福祉税」と称して消費税引き上げを突然表明。すぐに撤回しましたが、それは後々響き、政権崩壊の背景となりました。
菅総理は、消費税発言で参院選で大敗。その「失地回復」のために「8月中に、国会議員定数削減案」を取りまとめるよう、党内に指示を出しています。
しかし、総理がとりまとめを指示すべきは「議員定数削減」ではなく、「経済対策」ではないでしょうか?
総理は何を考えておられるのか?生活感覚が喪失し、何が重要で何が重要でないか、お忘れになったのではないか?
このままでは、まずいですね。
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by hiroseto2004
| 2010-08-01 01:47
| 選挙制度・政治改革
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