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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

どういう議会の在り方をめざすのか?それがまず大事だ

「給料を下げろ。議員数を減らせ。」

河村たかし市長が主導する「市民運動」を持ち出すまでもなく、上記の様な威勢のよい意見をよく聞きます。

しかし、まずは、どういう議員の在り方がいいのか?

そこの議論をすっとばしても、不毛です。

河村たかし市長は、議員はボランティアであるべき、という。

しかし、その前に、
1.二元代表制を維持するのか?議院内閣制を導入するのか?
という論点も大事だ、思います。





二元代表制を維持する場合、例えば今の議会の「会派制」は意味があるのでしょうか?

議員個人個人を有権者は選んだわけです。そうなると、会派で拘束するのはいかがなものか?

最近では同じ議案への賛否が会派内部で割れるときも多くあるようです。

そんなことなら、最初から議員一人一人の判断を大事にするほうがいいのではないか、と思います。

会派で拘束するなら、逆にいえば、個人を選ぶ今の地方議会の選挙制度はおかしい。

会派別の比例代表制度にしないとおかしい。会派を選べるようにしないといけない。

その場合は、会派の決定が個人に優先する。政党政治が貫徹することになる。

ただ、そうであるならば、むしろ二元代表制をやめ、議会選挙で第一党になった勢力が首長を出す議会内閣制でいいのではないか、と思います。

これは、ドイツやノルウェーなどの欧州各国で採用されています。

日本の今の地方自治制度は、概ねアメリカの大統領と議会が並立する制度をモデルにしています。

また、議員を市民がどう支え、使うか。そのあたりの仕組みつくりも必要でしょう。

とにかく、単に議員数も議員報酬も半減、というのなら、乱暴すぎます。

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by hiroseto2004 | 2010-11-02 12:36 | 地方自治 | Trackback