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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

我らがめざす、「より強い再分配」とは

再分配重視派の市民の声を!「鍋党」立ち上げ!

「河村市長たちの「小さな政府」の方向性とは逆の、より強い再分配を行う政府や地方公共団体を求める市民の運動が、いま必要なのではないでしょうか。 」


以上の呼び掛け文に対して、「「より強い再分配」ということについて、もっと詳しく説明を。」というお問い合わせがあったので、以下のようにお答えします。

「より強い再分配」については、以下のようなことが言えると思います。


  現状、国に862兆円の借金があるといわれています。しかし、単純に1400兆円にも個人金融資産が膨らんでいます。

 お金持ちから今まで、税金をしっかり取っていれば借金はひどくならなかった。さらに、利息分の償還費は公共投資に充てられたんで、今の日本は、景況感はかなり違っていたと思われます。

30年前には、お金持ちは所得税と地方税で90%も取られていた税金が、50%まで減税されています。足りなくなった分をお金持ちから借金して国が借りているのです。

中曽根内閣によるお金持ち減税の後、消費税が一律で課税されています。さらに、自公政権で地方税は金持ちも貧乏人も一律の10%となりました。

さらにひどいのが、介護保険料も、お金持ちと生活保護ぎりぎりの人で三倍しか違いませんし、国民年金などは、一律です。 これだと逆累進なので、福祉目的の消費税や低率の地方税で取った方が金持ち優遇がなくなるくらいです。

そして、株式だけで儲けている人は、何億円儲けていようが、たったの10%課税、という状況が続いています。

こういう状況を打破しようというわけです。

長期的には、社会保障については、保険料主義から税方式に変えていくほうが本当の意味で「庶民革命」である。

それより前に、まず、お金がある人からもっと負担をいただくほうがよい、というわけです。そういう方向はすでに政府税調専門家委員会は示しています。

ところが、河村市長等はそれと正反対のことを主張しておられる。それで、我らの「決起」となったのです。
by hiroseto2004 | 2010-11-06 18:15 | 経済・財政・金融 | Trackback