エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

雨宮処凛さんの日記より 一家五人車上生活

わたくし、さとうしゅういちも、20歳前後の夫婦と娘さんが野宿と言う状態を目撃しました。今年四月のことです。

一家五人で車上生活というのも、いまや、十分ありうるはなしになってきていると実感します。
(だからといって、絶対に鈍感になってはいけないのですが)

貧困が親から子へと、どんどん再生産されていく。そういう瀬戸際に今の日本はあると思います。

今、このような状態にある若者の子どもがあと、十何年かすれば、もっとひどい状態になっていく。

政府は災害対策として貧困に取り組まないとえらいことになります。自民党政治が悪いのは言うまでもない。しかし、今、政権の座にある民主党が、きちんとしないとエラいことになります。


http://www.magazine9.jp/karin/101124/


福島みずほさんとイベントで。

 11月10日、私の代表作とも言える『生きさせろ! 難民化する若者たち』がちくま文庫となって出版された。
 巻末には「三年後の最終章」と題し、07年に『生きさせろ!』が発売されてからの日々を振り返った原稿を加筆。文庫化しただけでも嬉しいのだが、何よりも嬉しいのは、解説を書いて下さったのが大大大好きな「姜尚中さま」だということ!
 「日本初のプレカリアート宣言」と題された解説文で、姜さまは「これほどリアルで、これほど彼らの内側に分け入ったルポをわたしは他に知らない」と書いて下さっている。
 他にも嬉しい言葉が盛り沢山で、読んだだけで頭が良くなりそうな素晴らしい解説なのだが、このことについて書き始めると興奮のあまり動悸・息切れ・目眩といった症状が現れそうなのでこの辺にしておく。とにかく、ぜひぜひ書店で手にとってみてほしい。素敵な解説を書いて下さった姜尚中さま、本当にありがとうございます!!
 さて、そんなふうに舞い上がっていた11月の初旬、信じられないようなニュースを目にした。
 それは、36歳の父親と37歳の母親が16歳の長女を風俗店に紹介し、雇い入れさせたとして逮捕されたという事件(読売新聞10/11/11)。ともに警備員だという両親は16歳の娘を18歳と偽って風俗店に引き渡したのだという。この夫婦には16歳の娘以外にも11歳の長男、5歳の次女がいて、一家は車上生活をしており、「住むところが欲しかった」と容疑を認めているという。ちなみに寮つき、日払いの風俗店を探していたそうで、家族5人で風俗店の寮に移り住んでいたそうだ。
 なんだか「ここまで来たか・・・」と愕然とするようなニュースである。




 「娘を風俗に売り飛ばすなんて!」と非難することは容易い。しかし、私と同世代の両親が3人の子どもを連れ、車上生活を余儀なくされていたことを思うと、どれほど追いつめられていたのだろうと気が遠くなってくる。一体誰が悪いのか。一体誰を責めればいいのか。そして特に気になるのは、この3人の子どもたちは、おそらく「就学の機会」を奪われていただろうことだ。このような形で現在、住む場所もなく、学校に行くこともできず、車などで生活している子どもたちは、私たちが考えているよりもずっと多く存在するのではないだろうか。
 今年の5月にも、車上生活の夫婦によるショッキングな事件が報じられた。
 茨城県のスーパーで、万引き容疑で逮捕された夫婦(42歳男性と37歳女性)の車から「ミイラ化」した1歳くらいの男の子の遺体が発見されたという事件だ。他に2歳の女の子を連れた夫婦は車上生活をしており、万引きしたのは食料品など。母親は「かわいい子どもを捨てられなかった」と供述しているという(毎日新聞10/5/6)。
 男の子がどうして亡くなったかなど、詳しいことはわからない。男の子の遺体には服が着せられ毛布がかけられていたという。
 このような状況を放置しておけば、今後、出生届も出されず、学校に行った経験もない若者が出現するという、この数十年の日本ではあり得なかったような状況が起こり得ることは想像に難くない。これって日本社会を根本から覆すほどの大問題だと思うのだが、実態はおそらく誰も把握していないだろう。車で移動している彼らの姿は、誰にも問題として「見えて」はいないからだ。
 今回、『生きさせろ!』を文庫化するための作業でも、確実に状況が悪化の一途を辿っていることを感じた。そしてそのスピードは、私が思っているよりもずっと早い。例えば、私は07年発売の本書で、ホームレスの人しか販売できない雑誌『ビッグイシュー』の販売員を志願して20代の若者が訪れたということに驚き、それについて書いている。で、「五年後、十年後、この国の風景は若いホームレスが『ビッグイシュー』を売るようになっているのかもしれない」と続けているのだが、それから3年後の2010年現在、既に20代、30代の販売員は当たり前の存在になっているという現実がある。特に東京では、30代以下の販売員は既に3割近く。
 また、昨年終わりから今年のはじめに開催された「公設派遣村」で、多くのホームレス状態の当事者たちから「『生きさせろ!』読みました!」という声を聞いたこともショックだった。
 こうして改めて自分が3年前に書いたものを読み返すだけでも「悪化」のスピードがわかるわけだが、人はどんな現実にもすぐに「慣れて」しまうという習性を持っている。自分が悲惨な現実に「麻痺」していないか確かめるためにも、ぜひ、読み返してほしいと思っている。


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by hiroseto2004 | 2010-11-24 18:56 | ジェンダー・人権(反貧困) | Trackback(1)