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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

ネオリベ化した自治労・公務員とその報いとしての自治労批判

わたしの支持者の方では、商店主にせよ、介護労働者にせよ、誰一人といっていいほど、「公務員の給与を下げたら民間も下がる」といっても、聞く耳はもちそうもありません。

多分、そんなことを言う政党はどんどん勢力を減らしてしまうでしょう。
まあ、いままで、自治労や官僚がやってきたことを考えたら、いまの状況はやむを得ないと、思います。

わたしは、公務員=自治労組合員時代、商店主らと一緒に商店街活性化のボランティアをしてました。それを同期の公務員=自治労組合員は馬鹿にした。「地域の中小企業なんてつぶれたほうが、物価が安くなっていいじゃん!」

何たるネオコンでしょうか?!

しかし、この手の自治労組合員は多かった。

だから、小泉支持の自治労組合員も多かった。

当時は、自民党の亀井さんとかより、民主党の方が経済はネオコンだったので、民主党を自治労が支持したのは不思議ではない。

公務員はデフレになっても給与はあまり下がらない。だからデフレがいいわけです。公務員給与の算定基礎は大規模な企業で、大規模企業は小泉政治でむしろ潤いました。

だから、多くの小規模企業や非正規の労働者は「公務員を下げたら民間も下がる」と言っても聞く耳をもたないのです。それも当然です。

2008年度末頃、リーマンショック後、失職で家を失った民間労働者について組合役員の暴言に唖然としたこともあります。
この役員は、「セーフティーネットなんてあってもサボるだけ」と言い放ちました。

自治労や公務員のこういうネオリベ体質は、民主党だけでなく、いわゆる護憲・革新も免罪してきました。

それがゆえに、いわゆる護憲・革新も衰退したのではないでしょうか?

自民党の新自由主義は汚い新自由主義で、自治労の新自由主義はきれいな新自由主義なのか?!

かつてソビエトの核や原発を持ち上げた左翼の過ちを繰り返してはならない。

正直にいえば、 大きな政府にしつつも、公務員一人当たり給与は賃金カーブはフラット化するべきです。安月給公務員が多数いる体制にチェンジしていけば、 欧州福祉国家に近くなります。

さとうしゅういちは「自治労の暴言、暴走、利権にも毅然と対応する社民主義」でありたいと考えています。(元・自治労広島県職員連合労働組合支部執行委員)
by hiroseto2004 | 2011-11-08 18:51 | 新自由主義批判 | Trackback