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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

まだ非常線が張られている火災現場

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福山市西桜町のホテルプリンスの火災現場。

5月16日、まだ非常線が張られていました。

遠くから犠牲者のご冥福をいのり、手を合わせました。

近所の市民のみなさんからは「何年間も査察もせずに放置し、福山市行政は何をやっていたのか?」という疑念。一方で、経営者の説明責任を求める意見もありました。

ともかく、こういうことが起きないよう、行政は全力を尽くさねばなりません。


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205160169.html

ホテル火災、ずさん査察陳謝シェアする4

 7人もの命を奪った福山市西桜町1丁目のホテル「プリンス」の火災。その背景に、安全を守るはずの行政が機能不全に陥っていた実態が15日、明らかになった。違法建築物を見逃した市。「査察の実施率の数字だけを見て、実態を把握していなかった」とする福山地区消防局。この日の記者会見では、両者から陳謝の言葉が相次いだ。

 「査察が査察になっていなかった」―。違法建築物の見逃しが発覚した市の高橋正樹建築指導課長。苦渋の表情でそう認めた。

 一方、同席した福山地区消防局。プリンスのある南消防署管内には「2年に1回」の査察を規定するホテル・旅館は16あるのに、半分近い7施設で5年以上査察していなかったことを明らかにした。最長は19年も放置。福祉施設では29のうち1だけだったのに比べ、軽視ぶりが浮き彫りになった。

 ただ査察の実施率は全体の件数でつかむため、福祉施設の査察の多さが数字を押し上げていたという。「安全は確保されていると思っていた」(消防局幹部)との錯覚につながった。

 消防局の牧平健児総務部長は「福祉施設は災害時に要援護者となる人が多い。訓練実施の要望も多く、出向けば併せて査察をしていた」と説明。記者会見で「査察を受け入れやすい施設ばかりに行っていたのではないか」と問われ、「結果的にそういわれても仕方ない」と答えた。

 また前日の記者会見で、配電盤が、最も激しく燃えていたホテル1階の受付兼事務所内にあったとしていた点について「事務所北側の調理場内」と訂正した。思い込んで発表したと説明した。

【写真説明】記者会見で査察状況などを説明する高橋建築指導課長(左から6人目)たち。手前は福山地区消防局幹部

by hiroseto2004 | 2012-05-17 06:37 | 事故・災害・事件 | Trackback