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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

前門の円安インフレ、後門の円高デフレ

安倍総理による金融緩和・インフレ政策。株価は上がり、円安となり、輸出大手は一息ついています。
一方で、円安で輸入物価、特にガソリンが上がり、庶民を直撃しています。
正直に申し上げると、今の日本は【前門の虎、後門の狼】、という状態です。
過度な円高は確かに日本の産業から活力を奪いました。しかし、円安なら円安で、輸入価格上昇が厳しい。
長年の円高で輸出産業も、また、農業など輸入品と競合する産業も衰退した今、円安になったからといってそれは昔ほどいい影響はもたらさない。
いまは誰が総理をやっても経済は難しい。長年、特にバブル後くらいからやっておくべき、産業や地域の構造転換が遅れたからです。
たぶん、安倍インフレは、中期には庶民生活を苦しめる。その後は、歴史的必然として、江戸時代初期に近い状態になるのではないか?
すなわち、循環型経済、地域密着型経済です。食料もエネルギーも地域自給へ向かう一方、貿易も、高付加価値なものを中心に行われる。
そんな時代が来ます。
それまでに、政府がまた原発をつくりまくり、日本をにっちもさっちもいかない状態にしないようにしないといけませんが。
by hiroseto2004 | 2013-01-31 12:38 | 経済・財政・金融 | Trackback