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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【消費増税+分配システム崩壊・・15年前を繰り返すな】

【消費増税+分配システム崩壊・・15年前を繰り返すな】
1998年は、凄まじいデフレとなりました。それ以来、デフレ傾向に基本的には、歯止めはかかりません。
あの時は、前年に消費増税が行われた。これが一番大きい。
それに加え、以降、再分配の仕組みが機能しなくなった。すなわち、非正規雇用の増大で労働者への再分配のルートが断たれ、小泉純一郎さんの地方交付税カットで地方への再分配のルートが断たれました。
見かけ輸出産業主導で成長していたように見えた時期もあったが、国内、労働者には回らなくなった。
悪いことにその間、中小事業者も廃業などで減り、供給サイドが弱まった。東日本大震災の復興予算が消化できなかったのは、一つは、供給サイドが弱っているから。
一方、日本的なシステムにも問題はあり、要は、頑張ったら、報われるという雰囲気の中、実際には、残業が長く生産性が低いという日本の実態がある。
その背景に、企業主義の福祉システムがある。
そして親が属している企業により、子どもの教育や医療まで左右されてしまう仕組みがある。要は、社蓄をつくる戦後日本の仕組みである。
その日本の仕組みが右肩上がりの終了で、もたなくなった。
一方でそうした状態に付け込んで、『格差是正なき働き方の多様化』が持ち込まれ、格差やブラック企業という現象に結果しています。
戦後日本の問題点+消費増税の弊害+アメリカ 経団連による新自由主義のあわせ技に苦しむ日本。
ここまで症状が悪化する前に手を打つべきでしたが、手遅れでした。
増税阻止いう闘いとともに、新しい仕組みをつくるという闘い、両方が必要です。
by hiroseto2004 | 2013-10-10 12:29 | 経済・財政・金融 | Trackback