エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

【中国電力賃金差別訴訟】一、二審の不当判決破棄へ、差別を許さない長迫忍さんの闘いを支援しよう 【談話】

【中国電力賃金差別訴訟】一、二審の不当判決破棄へ、差別を許さない長迫忍さんの闘いを支援しよう 【談話】

緑の党・ひろしま共同代表 さとうしゅういち
(緑の党労働問題キャンペーン準備会座長)

広島市に本店がある広島最大の企業のひとつ、中国電力の社員の長迫忍さんは女性であることを理由に昇進・昇格で差別を受けているとして、会社側に損害賠償を求めています。

 残念ながら、一審の広島地裁、控訴審の広島高裁とも不当判決でした。

 長迫さんは1981年、中国電力に入社しています。中電にはコース別人事制度がないにもかかわらず、男性に比べて女性の昇進・昇格が圧倒的に遅れています。長迫さんも特許を申請するなど働きぶりは上司から認められていたのにもかかわらず、30年以上も平社員のままです。こうした実態に対し「男女格差は性差以外で説明できない」と是正を求め、2008年5月に広島地裁に提訴。一審では「女性も管理職に昇進している例がある」などとした会社側の主張が全面的に認められ、差別の実態を認めないという、不当判決でした。

 2013年7月18日の控訴審判決では、広島高裁の宇田川基裁判長は、同社でほとんどの女性社員の賃金が男性を下回っていることを認めています。にもかかわらず、「人事評定制度は合理的で、明確な男女差別はない」として原告の訴えを棄却するという、信じられない判決内容でした。同判決は「(長迫さんと同期同学歴の)事務系女性社員の平均年収が男性と比べて85・6%にとどまっており、ほとんどの女性が男性より低額である」と差別の実態を認めています。しかし、一方で、この格差については「女性に管理職就任を敬遠する傾向があったり、自己都合退職も少なくなく、(女性の深夜労働を原則禁止していた)旧女性保護法などの事情もうかがわれる」などとして、「人事制度は合理的」と一審判断を支持
して原告の訴えを退けてしまいました。

 差別の実態を認めない一審。差別の存在は認めたが、差別の理由は合理的などと逃げた控訴審。どちらもにわかには信じがたい判決ですが、これが現実なのです。

 いまや、不当な差別は、男女間だけでなく、正規・非正規の間などにも広がっています。同じような仕事をしていても、不合理な格差が出てしまう実態は、広がるばかりです。そのことにより、多くの職場で分断が起きています。また、非正規雇用者差別の実態をも悪用し、正社員を使い捨てるいわゆる「ブラック企業」も広がるばかりです。

 長迫裁判における不当判決を認めることは、日本全体に広がる差別と分断の構造を認めてしまうことになります。

 最高裁には、原判決、控訴審判決を破棄し、差別の実態を認めたうえで、差別の是正に踏み出すよう強く求めます。そして、すべての労働者の皆様には、長迫さんを、公正な判決を求める署名活動をはじめ、様々な形で支援することを強くおねがいします。
 
署名用紙は以下です。
http://wwn-net.org/wp-content/uploads/2013/11/e4b8ade59bbde99bbbe58a9be4ba8be4bbb6e69c80e9ab98e8a381e381b8e381aee8a681e8ab8be7bdb2e5908d1.pdf



記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!

下をクリックお願いします!
e0094315_1711491.gif 人気blogランキングへ
トラックバックURL : http://hiroseto.exblog.jp/tb/21444513
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by hiroseto2004 | 2013-12-13 00:12 | ジェンダー・人権(裁判) | Trackback