人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

緑の党グリーンズジャパン共同代表選挙立候補にあたって

【緑の党グリーンズジャパン共同代表選挙立候補にあたって】

わたくし、さとうしゅういちは、2014年2月8日・9日開催の緑の党グリーンズジャパン総会における共同代表選挙への立候補届を1月18日提出いたしました。

まず、今回の共同代表選挙にあたってご推薦いただきました皆様、応援を表明してくださったみなさま、厚く御礼申し上げます。

また、他の候補者の皆様。党の発展そして、持続可能な社会をはじめ、緑の社会ビジョンの実現のため、日本に真の民主主義を取り戻すため、ともにがんばりましょう!

さて、共同代表はいわば「党の顔」となる存在です。
いままでの共同代表、4名の方それぞれ、緑の党としては「大先輩」であり、ここで言及するまでもなく、大変なご活躍をされてきた方々です。
また、全国協議委員、運営委員の皆様も、長い間活動されてきた方々が多くを占めています。
それに比べれば、わたくし、さとうしゅういちは、緑の党会員としての活動歴は浅く、みどりの未来時代から合わせても2年半です。
しかし、だからこそ、わたくし、さとうしゅういちが共同代表をさせていただくことで「党の顔」として貢献できることがあると考え、立候補いたしました。
 わたくし自身の立ち位置を活かし、先輩方を補完するような役目を果たしたいと考えています。
 具体的には、わたくしが共同代表をさせていただいた場合、主に後記1~3の部分で皆さんと一緒に緑の党グリーンズジャパンの隠された可能性を引出し、そのことを通じて緑の社会ビジョンを実現したいと考えます。
 どの世界でも、先頭を行くものに対しては、風当たりも強いものです。しかし、社会の改革は一人でやるものではありません。現役員の先輩方はもちろん、お一人お一人の会員・サポーターの皆様。そして志を同じくする市民の皆様がおられます。だからこそ、覚悟はできています。
 わたくし・さとうしゅういちは、最終的には、おひとりおひとりの会員・サポーターの皆様を信じています。だからこそ、進んでこの困難な時期に泥をかぶることを厭いません。
 緑の党グリーンズジャパンには「のびしろ」は無限大にあるといっても構いません。どうぞ、みなさま、一緒に緑の党のポテンシャルを引出し、世の中を前に進めましょう。

1、「フツ―のサラリーマン兼共同代表」で参加民主主義を体現する緑の党

 「日本でもフツ―のサラリーマンが政党の顔になったら、革命的に面白いことが起きる
のではないか?」
これが、立候補の最大の動機であり、共同代表をさせていただいた場合にもっとも緑の党にも、世の中にも一番貢献できることだと考えております。

  わたくし、さとうしゅういちは、公務員(広島県庁職員)を経て、民間の介護・医療関係の会社員 です。フツ―のサラリーマンです。一方で、休日を利用して、広島県内各地での街頭演説などの活動に取り組んでいます。
  欧州では、フツ―のサラリーマンが党首や大統領候補になることは珍しくありません。
デンマークはエネルギーシフトを果たした国ですが、参加民主主義の国でもあります。
そして、1990年代に既に20代のフツ―のサラリーマンの女性が政党党首になっています。
2000年代のフランスでは、ブザンスノという30代のフツ―の郵便局員が左翼の最有力大統領候補に名前が挙がった時代もありました。
 真の民主主義国家に日本がなるためにはデンマークやフランスを見習わないといけません。
フツ―の労働者の声が政治に届けば、労働者を取り巻く諸問題・・労働環境はもちろん、子育てや介護等の暮らしの問題も・・解決されやすくなります。
逆に今の日本は、フツ―の労働者の声は届かず、カローシ、いわゆるブラック企業、非正規労働者への差別、そして子育て、介護などの問題が山積しています。
そして、余計に暮らしに忙殺された労働者の声が届かない状況があります。緑の党内でも「突然、仕事の予定を入れられたからイベントに参加できなくなった。」「そもそも仕事を休めない」「生活費を稼ぐだけで大変」などの実態があります。
一方で、フツーの労働者が声を上げる動きも出ています。東京ではフツ―のサラリーマンたちにより、脱原発を訴える「スーツデモ」が行われています。
 ところが、今の日本では、既成政党も、そしても、労働組合もフツ―の労働者の声を届ける回路としての役目を果たし切れていません。
 緑の党グリーンズジャパンは参加民主主義が立党の精神のひとつです。
「『フツーのサラリーマン』が党の顔になれば、有権者の中では多数を占める『フツ―のサラリーマン』に政治を身近に感じていただけるのではないか?」
「『フツ―のサラリーマンでもここまで政治に参加できるんだ』という勇気を与えられるのではないか?」
このように考えております。
そして、緑の党グリーンズジャパンしか、今の日本では「フツーのサラリーマンが政治に参加する」ロールモデルをお示し出来る政党、「自分たちで政治をつくる」という政治文化を日本に広めていく先頭に立てる政党はないのではないでしょうか?
皆様、いかがでしょうか?

2、「地方重視」で「持続可能で誰もが置きざりにされない社会」を!
 国土や海洋面積の圧倒的多数を占める、すなわち、日本のいきものの圧倒的多数が住んでいるのは、いわゆる地方圏、すなわち大都市圏以外です。
 また、福島や沖縄に象徴されるように、原発や基地、ごみ処分場等を引き受けてきたのも地方圏です。
 緑の党グリーンズジャパンは持続可能な社会をめざしています。そうであるならば、党が目指す社会を実現するには、今後、地方重視の姿勢が絶対に必要です。
 一方で、地方では多くの場合、保守地盤が分厚く、新しい政党の拡大は大都市部と違う困難さを抱えています。そうした中で、活動に参加しにくかったり党の方針決定に参加しにくい会員サポーターの皆様もおられます。進んで入党してくださった皆様の志を十分に生かせないことは、本当に申し訳ないことです。
 一方で、様々な事情で入党に至らなくても、党外から支援してくださっている方も地方には少なからずおられます。
 わたくし、さとうしゅういちは、公務員時代、広島県北部での豪雪地帯や南部の離島も含めた地域で福祉や医療行政に従事してきました。こうした地域の実態が活かされない政治に悔しい思いをしてきました。
 こうした自分自身の経験を原点にしながら、現在でも、大都市部だけでなく、広島県内隅々までまわり、一般有権者の皆様との対話とや交流をさせていただいております。
 こうしたことの延長線上に、地方の会員やサポーター、また党外から緑の党を支援してくださっている方の声が活きる党運営を皆さんと一緒に進めます。
 その延長線上に持続可能な社会、そして誰もが置きざりにされない社会が実現すると考えます。
皆様、いかがでしょうか?

3、「多様性尊重」の政治文化の触媒としての緑の党

「どんなに違うように見える人でも、一致する点はある。」ものです。そのことを頭におくことは、国内でいえば民主主義、そして国際的に言えば非暴力の平和を実現する有効な
手段です。

一方で、「互いの違いを認め合う」こともしなければ、却って紛争を深刻化させることがあります。

例えば、「脱原発派はバラバラになっていたら、自民党が得をするだけ。」
という議論は確かに正論ではあります。
しかし、一方で、過剰にその理屈を追求し過ぎると、「お前たちは勝ち目がないから俺に従え。」「お前たちこそ、昔は悪いことをしていたではないか?」といった水掛論になりがちです。
あるいは、「違う」点についてまで、無原則な妥協を繰り返せば、自分たちの活動の大義まで投げ捨てるという事態を招くこともあるでしょう。
その結果として、本来目的である脱原発を求める世論の拡大がおろそかになる危険があります。

冷静に考えてください。緑に見える樹木でも、黄緑色から深緑まで多様ではありませんか?

その違いを認め合った上で、協力できる範囲で協力したらいいのです。
例えば「東京都知事選挙で協力できなかったとしても、名護市長選挙では協力できたじゃないか。
次は国政課題では協力しよう。」など、「オール・オア・ナッシング」に陥らない思考法はいくらでもあります。

 2013年広島県知事選挙では「ヒロシマの心を活かす県政」を求め、日本共産党推薦の大西オサムさんを支援し、選挙協力をさせていただきました。

 一方で、特定秘密保護法や大学教員使い捨て問題など政策分野によっては、地元の「日本維新の会」の皆さんともできることはご一緒できるよう対話を追求しています。
欧州ではいろんな政党がたくさんある国が普通です。そうした国では、できるところで協力する知恵を持っています。これからの日本は、今までのやり方では持続不能です。

 これまでの日本の政治文化では、「バラバラ」になるか「俺に従え」になるかの二者択一になりがちです。

言い換えればカオスか、権威主義か、どちらかの両極端になりがちです。
この点は、民主主義の伝統が長い欧州に習うべきです。
緑の党グリーンズジャパンはせっかくの市民が立ち上げた政党です。
市民のための政策と理念を持ったうえで、「できるところで最大限協力を追求する」よう他の政治勢力や団体、そしてなにより個人の皆さんと「ここは違うけど、ここは一緒にできるね」といった対話と協力を柔軟に進めていこうではありませんか?
多様性を尊重しあう政治文化を根付かせる触媒となろうではありませんか?
皆様、いかがでしょうか?
by hiroseto2004 | 2014-01-21 20:45 | 新しい政治をめざして | Trackback