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by hiroseto2004

社会保障の企業主義が日本の活力を奪う(JANJAN)

http://www.janjanblog.com/archives/44837
社会保障の企業主義が日本の活力を奪う

さとうしゅういちは、広島県議会議員選挙(広島市安佐南区選挙区)に立候補するため、1月31日に広島県庁を退職しました。

そして、それから70日目の4月10日執行の選挙で落選。

その後70日あまりたった、6月20日から、なんとか、選挙区内にも事業所がある民間企業に就職できました。公務員時代とさしてかわらぬ給料をいただけています。しかも、公務員時代11年間の内、9年間携わった医療や介護分野での行政経験を生かせる仕事です。そのことに大変感謝しています。しかし、もし、就職できていなかったと考えると恐ろしいものがあります。

  





第一に、住民税負担は昨年の所得に基づいて課税されます。失業して収入が激減したのに課税はされる。そうなれば、たまったものではありません。幸い、新しい職場は、公務員時代と比べてもそんなに悪い収入ではないのでこの点は助かりました。

第二に、健康保険料です。公務員時代は半分は事業主負担だったものまでも、失業中は自分で負担する仕組みになります。しかも、前年の所得に基づいて保険料が算定されますから、悲惨です。

これは、退職時に国保か健保の任意継続を選びますが、負担はあまりかわりません。さとうしゅういちは、共済組合の任意継続を選びました。わずかにお得だったからです。しかし、月2.8万円の負担は重いです。

これも、今回、民間企業に就職できたおかげで『命拾い』しました。今後は、会社で加入の保険に切り替わります。任意継続で、2011年度分を前払いしていた保険料は帰ってきます。就職できなかった場合に比べて12.6万円は得をする計算になります。(∵会社負担分=1.4万円×9か月分は、お得です)

このように、さとうしゅういちの場合は『命拾い』しました。しかし、就職が決まるのが遅れていればもっとひどいことになっていたでしょう。

日本の社会保障はいわゆる企業主義です。企業の正社員の枠に入っていれば、セーフティネットになんとかはいれるけれどそうでなければ、収入が低い上にセーフティネットが不十分という、悲惨なことになるのです。そのことは「滑り台」と湯浅誠さんがおっしゃるとおりです。それへの対応策も、多くの政治家から提案されていますので、いまさら、詳しくは申し上げません。

また、そういう中で、若者がチャレンジしない、起業をしないというのもわかります。昔と違いデフレでただでさえ起業環境が厳しい。

その上に、昔ながらの企業主義のセーフティネットの仕組みが続いている。これでは、そこそこ優秀な若者が起業をせずに、会社に留まりづつけるという選択肢を取るのもやむを得ないのです。

ついでにいえば、政治家が世襲ばかりというのも仕方がないのかもしれない。今の仕組みでは、若者がリスクを取って立候補するということに躊躇してしまいます。

本当に、社会保障の企業主義は改めていかないといけませんね。さとうしゅういちは、もちろん、反貧困運動を通じて、そのように常々実感していました。しかし今回は、自分自身が短期間とはいえ、失業状態を経験し、改めてそのことが骨身にしみました。


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by hiroseto2004 | 2014-02-06 12:24 | ジェンダー・人権(反貧困) | Trackback