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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

今こそ、誰もが置きざりにされない、持続可能なふるさと・東京を!

【誰もが置きざりにされない、持続可能なふるさと・東京を!】

わたくし、さとうしゅういちが、今年後半以降、ふるさと・東京に戻る決断をした大きな要素があります。

2020年の東京オリンピックを前にして、「このままで、俺を育ててくれた、ふるさと・東京は大丈夫なのか?」と心配になったことです。

いくらコンパクトなオリンピック、といっても、やはり巨大な「新国立競技場」を筆頭に、古色蒼然たるハコモノ行政がこのままでは復活します。

しかし、今や、ハコモノづくりを支える産業は、震災復旧、さらに古くなったインフラのメンテナンスだけで、仕事は手一杯です。人材も資材も足りないのが現状です。実際、東京近郊でも、「五輪で資材や人件費が値上がりするから」という理由で千葉県の木更津市役所が、しばらくは、市役所をプレハブで済ますことを計画し、衝撃が広がっています。

それでも、ハコモノを無理につくろうとすれば、結局、資材輸入などで外国に金が回る形になります。労働者が足りないとなれば外国人労働者を増やすかもしれませんが、当然、それは、東京のお金が外国に流出することになります。

いまや、「ハコモノ」は、短期的な景気刺激効果さえもないのです。

一方で長期的にも禍根を残します。
東京は地方に遅れますが、やはり、高齢社会になります。地方から若者が東京に流出する問題が言われていますが、実は、今、高齢者が東京に行った子どもを頼って、東京に流出する動きも広島市郊外でもすでに起きています。

これが加速する可能性は高い。東京でも、想定外の高齢者増加が起きる可能性もあります。

今、お金をハコモノに浪費してしまえば、「高齢社会」になった時に、医療や介護を支える人材がいないということになりかねません。

「財政が苦しいから、今以上に、介護現場で若者を使い捨てる」ことになりかねない。

さらには、高齢者をボランティアという名目で使い捨てということもこれからは大いにあり得ます。

団塊世代が後期高齢者になりきった2025年、余計なコンクリートばかりで、さらにメンテナンス費用に苦しみ、高齢者も若者も置きざりにされる東京にしてしまうのか?
調和の取れた街並みと高齢者も若者も、最低限、安心して暮らせる東京を残すのか?

東京オリンピックまでの数年で決まるでしょう。

もちろん、国政レベルで一極集中を防ぐ政策が必要ですが、東京の自治体で今すぐ取り組むべきことがたくさんあります。

付け加えますと、広島は、1994年のアジア大会と1996年の国体で無駄なハコモノを作りすぎました。そして、20年たったいま、警察署や信号機や橋や学校を直すお金にも事欠く有り様です。

アジア大会のとき、誰が20年後の今の広島市や県財政の惨状を想像したでしょうか?

まして、今は、ハコモノづくりは、地域経済の押し上げさえも疑わしい状況です。

東京も、このまま、東京オリンピックに浮かれ、調子に乗っていたら、広島市や広島県と同じような事態に十年後、東京は襲われるでしょう。

しかし、今なら引き返せます。

今こそ、持続可能でだれもが置きざりにされないなふるさと・東京を!
by hiroseto2004 | 2014-06-02 10:05 | 新しい政治をめざして | Trackback