【日本労働弁護団・残業代ゼロ法に強く反対する集会】
2014年 07月 17日
【日本労働弁護団・残業代ゼロ法に強く反対する集会】
日本労働弁護団・棗(なつめ)常任幹事から、情勢について報告。「派遣法改悪は敵失もあって今国会では阻止した。ただ、労働組合などによる反対運動が背景にあったのは事実だ。」と前置き。その上で、「安倍総理のもくろみは戦後積み上げてきた労働者の権利を完膚なきまでに壊すものだ」と指摘しました。
小児科医の夫を過労自死で失った中原のり子・過労死を考える東京家族の会・代表は、「今年に入って相談をいただいた過労死の事例は、親からの相談ばかり。若い人が過労死している」と紹介。
「過労死防止法案ができたばかりなのに、翌日に残業代ゼロ提案をするのはどういうことか?と混乱している。」と感想を述べました。
「安心して働ける労働環境を残すのがわたしたち大人の役目だ。」などと強調しました。
この日は、連合(UAゼンセン同盟)、全労連、全労協(東部労組)、プレカリアートユニオンなど多彩な組織のリーダーから現状報告などがありました。
秋の臨時国会以降も、安倍総理は、虎視眈々と、労働法制破壊を狙っています。この夏、いかに総理を包囲する世論をつくれるか、です。
by hiroseto2004
| 2014-07-17 21:21
| ジェンダー・人権(労働問題)
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