エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

『大日本帝国末期』に似てきた日本経済  GDP二期連続マイナス

7月から9月のGDPは年率でマイナス1.6%でした。消費税増税の駆け込み需要の反動から回復していないことが明らかになりました。
安倍政権として、消費税増税の一方で、公共事業積み増しを行い、また金融緩和、円安効果もあわせて『準備万端』のはずでした。しかし、読みは外れてしまった。消費税増税の悪影響はもちろん残っていますし、アベノミクスといわれる経済政策も効果は上げていないというダブルパンチです。
物価は上がっても、庶民の可処分所得は増えない。これが一番の問題です。
金融緩和は不況時には、セオリーです。
財政出動もまた、セオリーです。

しかし、それらは、『再分配強化』とセットでないといけない。

昔なら、大手企業も、地方のハコモノ整備に呼応して工場をどんどん進出させていった。だから、円安は当然、追い風になります。
また、正社員が多かったから(働かせ方に問題がありましたが)一定、地域にお金も回った。企業を通じての再分配を自民党は行ってきました。

しかし、いまは、こうした前提も完全に崩れています。

欧米へのキャッチアップが完了した=『モノ』は欧米並みに満ちてきたのが、1980年頃。そこで、一九八〇年代前半には、輸出主導に移ったのです。

しかし、それもつかの間、1985年以降の円高、90年代の構造改革要求という形でのアメリカによる反撃にあいます。

この辺りですでに日本は『成長戦略』(モノをどんどん増やす)から『成熟戦略』(付加価値や人間の暮らしの中身を高める)に移行しないといけなかったのです。

具体的には、人材への投資(福祉・教育)やエネルギー改革(分散型エネルギー)にシフトすべきが遅れた。

これは、戦前でいえば、日露戦争勝利におごり、自己改革を怠った(いわゆる大艦巨砲主義)大日本帝国に似ています。
成功体験が抜けないまま旧来のやり方に固執した。そのために、国民に犠牲を強いるのです。
小泉純一郎さんも、結局は重厚長大重視で、それを維持するために、派遣法改悪などを行いました。

しかし、それが、リーマンショックで破綻した。
そこで、『個人に再分配』する民主党が政権を取ったわけです。
民主党は確かに政権運営に失敗した。
しかし、だからといって、民主党による『個人に再分配』が間違いというわけではない。
安倍総理は、民主党の逆張りで、庶民から税金を巻き上げ、大手企業などにハコモノや減税でばらまいている。

『女性活躍』も、人材を使い捨てた挙げ句、女性を安く使おうという感じがぬぐえません。

ともかく、今の日本は、過去の成功体験にとらわれて、大日本帝国末期と似た誤りを繰り返しています。解散総選挙は、翼賛選挙と似ています。
しかし、第二次世界大戦で日本が負けたのと同じく、あと数年で間違いなく、日本は大きな転換を迫られます。

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by hiroseto2004 | 2014-11-18 07:51 | 経済・財政・金融 | Trackback