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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

2015年(核時代70年)年頭にあたって

 2015年あけましておめでとうございます。

 昨年は、広島におきましては豪雨災害で多くの命が失われました。全国的にも御嶽山の噴火など災害が多発した年でした。

 暮らしの面では、アベノミクスと銘打った政府の経済政策は、地方の特に庶民には、恩恵は及ばないどころか、
消費税の8%への引き上げを含む庶民増税が直撃しています。そして、ここ数年ようやく光が当たってきた
貧困と格差の問題も、むしろ深刻になる一方です。

 こうした中、現政権は、2年前の衆院選での与党のマニフェストさえ覆す原発推進や閣議決定による「解釈改憲」と海外での戦争参加、また、企業を民主主義が規制する仕組みを壊すTPP(環太平洋経済連携協定)の推進、労働法制の破壊など、「暴走」と呼ぶべき政策・行動には枚挙にいとまはありません。

 こうした中、2014年12月に行われた衆院選では、投票率が過去最低を記録し、広島県内では約半数の有権者が棄権しました。自民党の暴走に懸念が高まる一方で、積極的に野党に投票するわけでもない空気が充満しました。ただし、中国地方では、本紙も応援した候補が当選し、11年ぶりに広島都市圏出身の脱原発・護憲派国会議員が復活しました。

 広島瀬戸内新聞は、「エコでフェアな世界をヒロシマから」を社是に、脱「G民(自民)党」政治、脱「GENPATSU(原発)」、脱「GIANTS」、そして、より「CLEAN」なエネルギー政策、「C民(市民)政治」、「CARP応援」の立場で報道を続けてまいりました。

 また、インターネットを含む紙面上だけでなく、街頭にも立ち、全国の皆様から政治への思いを頂いて代わりに演説する「あなたの代わりに街頭演説」などの取り組みを実施、国民、県民、市民一人一人が政治家も官僚も税金で雇っている主権者であることを再確認していただくべく努力してまいりました。

 2015年も引き続き、「庶民増税より格差是正」「海外派兵より災害対策」「災害大国ニッポンに原発はいらない」などの立場で情報を発信してまいります。

 また、2015年は第二次世界大戦終戦70周年であり、ヒロシマ、ナガサキの被爆70周年であり、沖縄戦70周年です。統一地方選挙の年でもあり、2016年の参院選の前年にも当たります。 

 広島瀬戸内新聞は、「憲法を活かす」「原発をなくしたい」「格差を是正したい」考えの人たちが、過去の遺恨などにこだわらず、互いの違いを認め合ったうえで、「まずは考えの近い人に投票し、働きぶりをチェックすればいいじゃん」との立場で行動していただきたいと考えます。

 そして、選挙の際、政党同士、政治家同士のみならず、「憲法を活かす」「原発をなくしたい」「格差を是正したい」考えの人たちが幅広く手を組む「ヒロシマの心活かす市民発政界再編」をこれまで以上に強力に呼びかけてまいります。
 本年も広島瀬戸内新聞記事のご愛読、そして本紙へのご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2015年(核時代)70年1月1日 広島瀬戸内新聞社主 さとうしゅういち



by hiroseto2004 | 2015-01-01 00:00 | 主幹・さとうしゅういちの部屋 | Trackback