日本を滅ぼした日独伊三国同盟もトチ狂った野合だった
2015年 07月 14日
【日本を滅ぼした日独伊三国同盟もトチ狂った野合だった】
戦前の日本とドイツは、中国戦線では敵同士だったのをご存知でしょうか?
ドイツは、中国(国民党政府軍)に軍事顧問団を送り、ドイツ製の武器も売っていました。
とくに、第一次大戦後、ドイツは軍備制限を長きにわたってされていたため、中国は格好の軍需産業の売り込み先だったのです。
ヒトラーは、もちろん、すさまじい人種差別主義者で、日本人も当然、黄色人種として見下していた。
そして、満州事変、日中戦争へと至る日中の武力紛争ではドイツは明確に中国側でした。
まさに、「トチくるって敵と野合した」のが、当時の日本だったのです。
ちなみに、イタリアとドイツも、実際には仲が悪く、オーストリアの一部の領有権を巡っては対立がありました。
わたしが、いま懸念しているのは、焦っている指導者というものは、トチくるって妙な同盟を結び、滅亡へと、向かうことです。
なぜこんなことをいうかといえば、集団的自衛権の対象がアメリカに限定しないという安倍総理らの議論があるからです。
アメリカ以外に何が考えられるかといえば、イスラエルvsイラン、サウジアラビアvsイランの戦争の際、イスラエルまたはサウジアラビアにつくという選択が安倍総理らにはあり得ます。
イスラエルとサウジアラビアは、イラン核合意を激しく批判しています。
わたくしは、限定的な空爆をイランにする危険もあると恐れています。そして、「何が何でも戦争したい安倍晋三さん」が「存立危機事態だ」と舞い上がって、参戦することも懸念しています。
ちなみに、サウジ、イスラエル、日本の共通点はF15を保有し、空中給油機も保有していることです。イランへの空爆にはF15が使われることでしょう。自衛隊は空中給油を分担するということになるでしょう。
しかし、当然、イラン国民及びシーア派世界は怒り狂うでしょう。不倶戴天の敵だったイスラエル(ユダヤ人)やサウジアラビア(スンニ派)への怒りよりも長年友好国だった日本への怒りが先行し、シーア派原理主義者による日本の原発や新幹線へのテロもあり得るのではないか?
こんなことが杞憂になればいいのですが。杞憂にするには安保法案を廃案にすること、廃案にできない場合は、自民党政権を次期国政選挙で打倒し、廃止すればいいだけですが。
2015年4月2日さとうしゅういち街頭演説安芸郡府中町 河辺たかふみ広島市長・中原ひろみ市議・つくだ守生県議で誰もが置きざりにされない広島を
郵便振替口座 01330-0-49219 さとうしゅういちネット
ネット送金の時は 01330-049219 広島銀行 本店 3783741
さとうしゅういちネット 代表者 佐藤周一