「黒い雨」被害地域認定拡大求め、11月4日提訴へ支援する会
2015年 10月 26日
原爆投下後の「黒い雨」は国の指定地域よりも広範囲に降ったとして、広島県内の約70人が被爆者手帳の交付などを求める集団訴訟を支援する会が24日、結成されました。
来月4日の広島地裁への提訴に向けて、広島市西区で開かれた結成総会には約80人が参加し、会則や世話人会の体制などを確認しました。
県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会の高野正明会長は、37年におよぶ運動や今回の提訴に至った経過について「最も許せないのは、政府の無責任な態度だ。司法の場でたたかうしかないと判断した」と報告。原告団で最高齢の松本正行氏(90)=安芸太田町=は「70年が経過し、被災者は高齢化して、あとがない。裁判では毎回、100人以上が傍聴に押しかけて、裁判所を動かしていきたい」と決意を表明しました。
弁護団(廣島敦隆団長、8人)の竹森雅泰事務局長が訴訟内容について「交付申請を却下した県と市が被告となっているが、本当の敵は『科学的・合理的根拠がない』と主張している国だ」と解説。被爆者支援広島ネットワーク、県被団協(佐久間邦彦理事長)、県原水協、広島市立大ボランティアから、それぞれ連帯のあいさつがあり、日本共産党の大平喜信衆院議員のメッセージが紹介されました。
総会に続いて原告団は初会合を開き、原告団長に高野氏、副団長に松本氏を選出しました。
〔写真左上〕報告する高野会長(演壇)=24日、広島市西区
〔右下〕決意を表明する原告団最高齢の松本氏(演壇)=24日、広島市西区
来月4日の広島地裁への提訴に向けて、広島市西区で開かれた結成総会には約80人が参加し、会則や世話人会の体制などを確認しました。
県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会の高野正明会長は、37年におよぶ運動や今回の提訴に至った経過について「最も許せないのは、政府の無責任な態度だ。司法の場でたたかうしかないと判断した」と報告。原告団で最高齢の松本正行氏(90)=安芸太田町=は「70年が経過し、被災者は高齢化して、あとがない。裁判では毎回、100人以上が傍聴に押しかけて、裁判所を動かしていきたい」と決意を表明しました。
弁護団(廣島敦隆団長、8人)の竹森雅泰事務局長が訴訟内容について「交付申請を却下した県と市が被告となっているが、本当の敵は『科学的・合理的根拠がない』と主張している国だ」と解説。被爆者支援広島ネットワーク、県被団協(佐久間邦彦理事長)、県原水協、広島市立大ボランティアから、それぞれ連帯のあいさつがあり、日本共産党の大平喜信衆院議員のメッセージが紹介されました。
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〔写真左上〕報告する高野会長(演壇)=24日、広島市西区
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