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by hiroseto2004

甘利、舛添、リニア・・・没後20年で復活した金丸信の亡霊

 自宅に金塊をため込み、逮捕される。
 一方で、自分の親しい企業や地方にはばらまきまくる。
 消費税は導入し、法人税やお金持ちへの税金は下げる。

そんな男がいました。20年あまり前、亡くなった金丸信です。
金丸と言えば、腐敗した政治家の代名詞でした。






二度と金丸のようなことにならないようにする。

それがいわゆる政治改革の「大義名分」でした。

「政治改革」の震源地となった金丸が亡くなって20年。

だが、いま、日本には金丸の亡霊がゾンビのように復活しています。

一人は甘利明。
政治手影響力をちらつかせ、金を受け取ったのに、起訴もされない。
これほどおかしな話があるでしょうか?

一人は舛添要一。政治資金を使って私的と疑われる美術品購入や飲み食い、宿泊。小型版の金丸と言われても仕方がないでしょう。
金丸のような事件を防ぐために、政党交付金制度ができたのですが、その交付金を悪用して私腹を肥やしていたのだから話になりません。

そしてリニアに30兆円も投資をするという政府。おかしいじゃありませんか?
リニアと言えば金丸信ですよね。金丸信の夢を安倍晋三が叶えたのです。

安倍総理が進めている海外派兵も、金丸信の全盛期に始まったPKO、もっとさかのぼれば湾岸戦争後のペルシャ湾への掃海艇派遣です。
(ただし、機雷除去作業については1950年代、朝鮮戦争で戦闘中の朝鮮半島近海に海保庁職員が派遣され、戦死者を出しています。)

そういえば、安倍総理の「地方創生」というのは、金丸信が腹心として仕えた竹下登の「ふるさと創生」のぱくり以外の何物でもない。
経済政策面で言えば、安倍晋三こそ金丸信の正統なる後継者と言えるでしょう。

だが、安倍総理のような人が総裁でも誰も反抗しないというのもおかしな話です。
その根本原因は、政党交付金と公認権限を総裁が持っているという所にあります。
総裁にたてついたら、公認されず、金ももらえず、干上がってしまう。
それが、政治改革の結果できた現行選挙制度なのです。小選挙区比例代表並立制と、無所属では政見放送もできない、ビラにも制限がある、そして、政党交付金という面で差がある現行制度なのです。

「金丸」の再現を防ぐという大義名分の政治改革こそは、皮肉にも「金丸的なもの」を現代日本に跋扈させるという皮肉な結果になっています。

金丸全盛期と違うのは、野党共闘が一応あることです。金丸のときは、自社公民体制が完全にできていました。金丸は公明、民社をがっちり押さえ、社会党の委員長にも金丸の腹心と言える田辺誠が座っていたのです。PKO法案審議のときだけは自社公民体制から日本社会党が離脱しましたが、結局、その後、政権入りして消費税を上げるということの伏線になったのです。そして共産党と新社会党以外に国会内に新自由主義に反対する勢力が居ない暗黒時代の幕開けになったのです。


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by hiroseto2004 | 2016-06-07 22:04 | 新しい政治をめざして | Trackback