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by hiroseto2004

小説・日本を滅ぼした男2・・・伊方原発再稼働の果てに

核燃料24日以降に搬入=伊方原発3号機―四国電
2016年6月20日 17時56分 (2016年6月20日 21時28分 更新)

 四国電力は20日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)への核燃料搬入を24日以降に始めると発表した。ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料16体を含む157体を、4日間かけて原子炉に入れる予定。

 四国電によると、核燃料を全て入れ終えた後、安全に原子炉を起動するための点検を実施。トラブルがなければ7月下旬に再稼働する見通し。 http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160620/Jiji_20160620X009.html?_ga=1.72722067.1202369926.14612371804


2016年8月15日未明。
日本は71回目の終戦記念日を迎えていた。
午前5時ころ、地殻の異変は愛媛県沖の中央構造線から始まった。
異変はたちまち東西へ連鎖していく。

テレビの画面が突然変わった。







「緊急地震速報!緊急地震速報!強い地震に警戒してください!」
「四国、和歌山、兵庫、大阪、岡山、広島、山口、福岡、大分のみなさんは強い揺れに警戒してください!」
「震源が海底だった場合、津波の恐れがあります。海岸付近の方はご注意ください。」

広島では、細かい縦揺れが十数秒ほど続いた後、大きな横揺れに見舞われた。
寝ていた人もほとんど起きた。
それでも芸予地震よりは揺れ自体は一回り小さかった。だが、揺れている時間はあのときよりかなり長く感じられた。

しばらくするとチャイムがなった。
スタジオからのニュースに切り替わる。

「今日、午前5時1分ころ、中国四国、近畿、九州地方でかなり強い地震がありました。」
「震度三以上は次の地域です。」
「震度七が和歌山県北部、兵庫県淡路島、愛媛県東予、愛媛県中予、徳島県北部、大分県中部」
「震度六強は、大阪府南部、香川県東部、香川県西部、愛媛県南予」
「震度六弱は、大阪府北部、兵庫県南東部、岡山県南部、広島県南西部、山口県東部、大分県西部、熊本県阿蘇地方
「震度五強は、兵庫県南西部、奈良県、和歌山県南部、広島県南東部、徳島県南部、高知県中部、高知県西部、大分県南部、などとなっています。」
「只今、大津波警報が出ました。大津波警報が出ました。」
「愛媛県の瀬戸内海沿岸、大分県の瀬戸内海沿岸、山口県の瀬戸内海沿岸に大津波警報が、広島県、岡山県沿岸に津浪警報が出ました。
津波の高さは愛媛県、大分県、山口県で10mですでに到達と見られています。広島県と岡山県で2mでまもなく到達とみられます。
東日本大震災を思い出してください!すぐに逃げてください!」

震度分布は、南海トラフ地震かと思われた。しかし、高知県や和歌山県、三重県などの太平洋側も強く揺れるには揺れたが、愛媛県や徳島県、大分県、和歌山県北部ほどではなかった。

伊予灘から発生した断層の破壊は、東は松山市へ、西は豊予海峡まで伸びた。その後、この地震に誘発される形で、紀淡海峡の断層も破壊され、愛媛県の地震と合わさる形で、和歌山や徳島でも震度7となった。一方、断層の西の延長でも、揺れが局地的に増幅し、大分市で震度7,先の大震災の被災地・熊本県の阿蘇地方でも震度6弱となった。

「気象庁によると、震源は伊予灘、震源の深さは10km、地震の規模を示すマグニチュードは8.2と推定されます。」
「今日午前5時1分頃、伊予灘を震源とする最大震度7の地震がありました。震度7を観測したのは、和歌山県和歌山市、兵庫県洲本市、徳島県徳島市、愛媛県東予市、松山市、砥部町、伊方町、大分県大分市。震度6強が、大阪府泉南市、泉佐野市、和歌山県橋本市、兵庫県あわじ市、徳島県鳴門市、小松島市、池田町、香川県さぬき市、愛媛県新居浜市、四国中央市、宇和島市、佐田岬町、大分県別府市、由布町。震度6弱が、大阪府堺市、奈良県生駒市、兵庫県神戸市中央区、尼崎市、西宮市、芦屋市、岡山県岡山市南区、広島県呉市安浦町、江田島市音戸町、山口県柳井市、上関町、香川県高松市、琴平町、愛媛県今治市、西予市、熊本県阿蘇市、産山村。震度5強が大阪市中央区、兵庫県姫路市、奈良県奈良市、岡山市北区、倉敷市、広島県福山市、尾道市、三原市、呉市本通、山口県岩国市、高知県高知市、高知県宿毛市、大分県佐伯市、大分県竹田市などとなっています。」

広島県内では、震源に近く、地盤が弱い呉市安浦町や江田島市で震度6弱、福山市や呉市本通で5強、広島市中心部で5弱、広島県内の他の地域でも4~5弱の揺れを観測した。

東日本大震災にも匹敵しかねない大震災になろうことは予測できた。

津波警報によると、広島市にも2m~3mの津波が押し寄せるという。広島のデルタ地帯の海抜は1m~2m程度の所も多い。広島駅周辺までの広い範囲で浸水の可能性があった。
「頑丈な建物の2階以上に避難してください。」
TVはそのように呼びかけていた。

だが、日本がこれで終わることになろうとはこの時点では思っていなかった。

「今はいった情報です。四国電力によると、震度7を観測した愛媛県伊方町の伊方原子力発電所周辺では、大規模な山崩れが発生しており、原子炉の異常の有無も含めて確認できない状態と言うことです。」
「周辺の道路は、山崩れで寸断されており、現地に陸路で向かうことは難しい状況です。」

「か、確認できないだと!?」
内閣総理大臣、安倍晋三は、官房長官の菅義偉を怒鳴りつけた。

安倍は、一ヶ月前の参院選では苦戦したものの、なんとか与党で過半数は維持した。
一人区では野党共闘候補に、岩手、宮城、山形、福島、新潟、長野、山梨、三重、奈良、滋賀、岡山、熊本、大分で苦杯をなめた。ただ、野党側も、完全には攻めきれず、与党の過半数維持は許した。

安倍は、いよいよ、秋には、安保法に基づき、自衛隊を戦争に参加させようとしていたところだった。

その矢先に大災害である。

「これでは、自衛隊を外国に出せないではないか?」

「そ、総理、言葉は慎んでください。聞かれたら大変なことになる。」


こんなことにならないためにも、参院選で安倍大敗、そして伊方原発差し止め裁判で運転差し止めの仮処分を勝ち取ろう!

伊方原発広島裁判

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by hiroseto2004 | 2016-06-20 21:47 | 小説 日本を滅ぼした総理 | Trackback