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by hiroseto2004

多様性尊重&格差拡大という「ポストモダニズム」の没落・・・クリントン・鳥越はなぜ苦戦するのか?

【多様性尊重&格差拡大という「ポストモダニズム」の没落】
なぜ、クリントンや鳥越俊太郎は苦戦するのか?
その理由は、「多様性尊重&格差拡大」という1990年代頃の主流だった彼らの評判が悪くなったということがあります。

図をご覧ください。

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上下軸は多様性尊重⇔画一主義、左右軸は格差拡大⇔格差縮小です。

1989年に冷戦が崩壊した後、一世を風靡したのは「右上」の領域の方々でした。

鳥越俊太郎さんも、実は小泉さんを持ち上げまくった過去があります。

しかし、2000年代半ば頃に格差の拡大が日米ともに問題となった。
そうした中で、格差への対応として相模原大虐殺の植松聖被疑者や元都知事・石原慎太郎さんらのような「経済や国家に貢献できない奴は死ね」という思想(右下)が台頭。

他方で、多様性を尊重しつつも、格差縮小を志向するサンダースや宇都宮健児先生のような流れも出てきた。


さらに、強権を振るいつつ、それなり格差縮小をやるプーチンのようなタイプもウケるようになったのです。ロシアではプーチンになって、共産党時代同様、年金が出るようになったと感謝する年配者、仕事にありつけるようになった若者が多く出た。アメリカではトランプもこの領域になります。


安倍晋三さんも、実は、左下のイメージを醸し出している。すなわち、多様性尊重を後回しにして、一定程度、経済をよくするイメージを醸し出しているのです※。


こうした安倍さんを経済軸で右寄りから批判しているのが石原慎太郎さんであり、植松聖被疑者です。


植松被疑者は、彼なりの主観として、安倍さんの政治が「弱者に優し過ぎる」と思っているからこそ、ああいう手紙を出し、大虐殺をやらかしたのです。


他方、乙武匡浩さんもクリントンタイプです。彼が、ぼこぼこに批判されたのは、右上の「多様性尊重&格差拡大」領域の政治への批判が強まったからです。


格差拡大の中で、「多様性尊重」が「クリントン・鳥越」らポストモダニズムの道連れになって、後退していく。


それが2016年現在の日本や欧州、アメリカ、ロシアにおける思想状況ではないでしょうか?


※安倍政権は左下のように見せかけて実際には右下寄りですので(TPP、大企業優遇、残業代ゼロなど)、厄介ですね。確かに政治献金を期待できる業界には惜しみなくお金を出す点は旧自民的であって小泉あたりとは違いますが。幻想を抱いている人が多そうですね。(読者のコメントより)


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by hiroseto2004 | 2016-08-16 23:30 | 思想・哲学 | Trackback