どこか他人事と油断していないか?広島土砂災害二年
2016年 08月 19日
二年前の本日夕方から広島では大雨となった。
一旦は小降りになったが、翌日未明、安佐南区から安佐北区にかけ、雨雲が停滞し、凄まじい大雨となった。
七十四人の命が奪われ(さらに災害関連で三人が亡くなる)た広島土砂災害から二年になりました。
改めて犠牲者の皆様に哀悼の意を表します。
復興事業は一応「予定通り」と言う。
しかし、被災地以外では、どこか他人事になっていないか?
「土砂災害とは安佐南区で起きたもの。安佐北区で起きたもの。
うちは関係ない。」
そんな油断が広がってはいけない。
過去の災害でも
「津波は太平洋側でのみ起こると思い込んでいた」
「地震は関東でしか起きないと思い込んでいた」
そんな油断が被害を拡大してきたのではないでしょうか?
他方で、東日本大震災の被災者をねたむ空気もある。本当に嫌な話です。
改めて災害を忘れない。
災害を他人事と思わない。
きちんと社会全体として被災者生活再建に取り組むとともに、備えを怠らない。
そのことの大事さを噛みしめたい今日この頃です。
by hiroseto2004
| 2016-08-19 17:14
| 広島土砂災害(広島豪雨災害)
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