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by hiroseto2004

世界では米英仏、国内ではポストモダンの「道連れ」で「多様性の尊重」が後退する時代

 2016年をどういう年か定義すれば以下のようなことが言えるでしょう。

 世界レベルでは、米英仏などの先進国(帝国主義国ともいう)の長年の特に中東でのダブスタのツケが一挙に噴出している。ダブスタの結果、米英仏の中東での権威は失墜した。

 具体的にはイスラム国の問題が深刻である。また、先進国内部での格差拡大の結果、希望を失った若者が多数イスラム国に流れている問題もある。

 他方、勢い余って独裁的なロシアのプーチンや、プーチンに降伏し、クーデターへの反撃で独裁を強めたトルコのエルドアンの株が上がる。

 米英仏の失策が独裁者の株を上げるという結果になっている。大げさに言えば、世界的に、民主主義や人権の未来に暗雲が立ちこめているのです。
 
 日本国内では、1980年代後半以降、特に知識人の間でポストモダニズムが広まったのです。その結果、いわゆるリベラルの間でも格差(階級闘争)問題は軽視されたといわざるを得ません。

 1990年代半ばには、多くの左派論客も、ジェンダー問題、環境問題や盗聴法の問題、基地問題は一定程度取り上げる一方で、労働問題、格差問題への言及は弱かったのです。日本共産党と新社会党以外は新自由主義的な立法に賛成していた時代でした。

 そのころのツケが、いま、一挙に噴出している。自分自身の生活の問題で精一杯で、多様性の尊重まで考える余裕のない人が増えてしまったのではないでしょうか?

 そして、終いには植松被疑者のような、障がい者虐殺犯まで出現してしまったのです。

 格差問題が軽視された結果、階級格差が拡大し、多様性の尊重への嫌悪感さえ広まってしまったのではないでしょうか?

 ポストモダニズムの道連れとなって、多様性の尊重も失われようとしている。

 きちんと、「格差是正と多様性尊重」双方を打ち出せる政治家もいま求められる。


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by hiroseto2004 | 2016-08-21 00:00 | 思想・哲学 | Trackback