韓国、THAAD配備予定地近くの人々が、反対の「人間の鎖」
2016年 08月 29日
配備予定地近くの人々が、反対の「人間の鎖」をつくりました。
韓国の人々がTHAAD配備に反対(動画)
アメリカのミサイル防衛システムTHAADの韓国配備に反対する人々が、およそ3キロの長さの「人間の鎖」を作りました。
プレスTVによりますと、韓国南東部のソンジュの人々が「人間の鎖」を作ったことから、韓国の政府関係者はTHAADを配備する場所についての再検討を迫られています。
抗議者はスローガンを唱え、ソンジュの市役所からTHAADの配備予定地の軍事基地にいたる「人間の鎖」をつくり、この予定地が住宅地に隣接していると強調しました。
韓国・国民大学のアンドレイ・ランコフ教授は、これに関して、ソンジュの抗議者は、政府にTHAAD配備の代替地を検討させる上で、ある意味で成功したとしました。
ランコフ教授はまた、このミサイルシステムの配備は大幅に遅れるだろうとしました。
これに加えて、ソンジュに近いキムチョンでも、多くの人が抗議集会に参加することを決めたと伝えられています。
この抗議運動は、来年中にTHAADを配備する韓国政府の決定に影を落としています。
キムチョンの住民は、ソンジュと同じような抗議運動を行おうとしています。
by hiroseto2004
| 2016-08-29 18:09
| 国際情勢
|
Trackback