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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

相模原施設障碍者大虐殺追悼アクション

去る2016年7月26日に神奈川県相模原市にある障碍者(しょうがいしゃ)施設で起こった大虐殺事件。
9月12日(月)は、理不尽に生命を奪われた19 名の四十九日に当たります。
その日に鎮魂と意思表示のアクションをおこないたいと考え、ご案内いたします。

「わたしは、7月26日に殺された19人の中にいる一人だ」
19 people were murdered on 26th of July. and I am one of them.
施設収容にて存在を隠され、生命を奪われ、そのうえに名前を消されこの世に存在した個人としての存在さえかき消されようとしている19 人のことを最大の想像力で我がこととして想う時間を私たちは持ちたいと考えています。

7月26日に「なにか悲惨な事件があった」で済ませてはならない。
多様性ある個人が共に生きることの基盤に重大な攻撃が加えられた日、この日を境に共生の社会が壊れていくのか・再構築へのたたかいに立ち上がるのか、2016年7月26日は分岐点として永く記憶されるべき日付ではないかと私たちは考えています。

午後7時 大阪・梅田 ヨドバシカメラ前で集会
拡声器用いてのアピールは8時まで、以降は静かに語りましょう
(移動)
午後9時 扇町公園で集会、サイレントに語ったり祈った

※プラカードやフェイクのロウソク等、こちらである程度用意しています。
※追悼の意を表して、なにか黒色のものを身に付けてご参加下さい。

呼びかけ: 劇団態変&有志

【行動の趣旨】
1. 奪われた19名の生命を、我がこととして悼む
2. 事件の風化を許さない
3. 事件がヘイトクライムであり、その基盤が優生思想であるということをひろく理解していっていただく
4. 優生思想の根にある人間観が、障碍者にかぎらず全ての人間を侮蔑し抑圧するものであるとの問題提起
5. 事件に対し価値判断に立ったコメントを出すよう、安倍政権への責任を問う

#PrayForSagamihara
#726追悼

(3.の補足)
「精神を病んだ個人が起した異常で例外的な犯罪」としてこの事件を捉えることは間違っていると我々は考える。
植松聖は障碍者への差別感情を憎悪のレベルにまで増長させ遂に実行に及んだ、これはまぎれもなくヘイトクライム(憎悪犯罪)であるが、それに「思想」「主張」の体裁を被せて、障碍者虐殺を「正義」とさえ云っている。安倍晋三の標語「美しい日本」に呼応した「Beautiful Japan!!!!」なる投稿を植松は犯行直前におこなっている。
植松が差別感情を虐殺の実行にまで発展させた要因のなかで世間に存在する優生思想 eugenic ideology の位置は大きいと考えられる。優生思想を簡略に定義すると、人類全体の品種改良という着想から、ある属性を持つ人たちの生存を否定するに至る思潮である。日本社会の水面下でこの思潮はじわじわと拡がりつつあって、偏見や人権侵害の下支え・正当化に寄与していることに注意を払う必要がある。

Tracked from 広島瀬戸内新聞ニュース(.. at 2016-09-13 20:19
タイトル : 琉球新報が大阪での相模原大虐殺犠牲者追悼アクション報道
相模原施設障碍者大虐殺追悼アクション 沖縄世論をリードする琉球新報が、相模原大虐殺の犠牲者を追悼する集会を報道しています。 基地問題と障がい者差別。共通するものがあるということを琉球新報は教えてくれていると思います。 「わたしは19人のひとり」 障害者殺傷、大阪で追悼 2016年9月12日 22:40 http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-355692.html 相模原市の障害者施設殺傷事件から四十九日を迎えた12日夜、西日本の障害者や性的少数...... more
by hiroseto2004 | 2016-09-10 21:34 | 相模原大虐殺 | Trackback(1)