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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

避難準備情報とは何か?

避難準備情報とは何か?ずばり言ってしまえば、高齢者や障がい者、乳幼児そのほかの災害時特に配慮を要する人は避難を始めてください、ということです。北海道・三陸大水害のような被害を防ぐためには、自治体が早く避難準備情報を出すとともに、「要配慮者」の周囲の人の迅速な対応が必要ですね。

以下、平野さんという気象予報士の記事より。


「避難準備情報」の意味は?


イメージ 1
※出典:首相官邸ホームページ


災害の発生が差し迫って避難が必要になった場合には、
自治体から「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」が発令されます。
それぞれどういう意味を持つのか、
正確に理解している人はどれくらいいるでしょうか。

特に「避難準備情報」については、まだまだ情報の浸透度としては低いように思います。
避難準備情報には、避難の準備をすること以外にも、実は大切な意味が含まれています。
要配慮者(高齢者・障害者・乳幼児その他の災害時特に配慮を要する者)など
避難に時間がかかる人は、避難を始める必要があるということです。

今回の一連の台風や低気圧で、
宮城県内の自治体からも、たびたび避難準備情報が発令されました。

しかしながら、避難準備情報には、法令による根拠はなく、拘束力は弱いものです。
ですから、極端な話、避難するかしないかは、各々の判断に任されることになり、
情報をどう捉えたらいいのか、わかりにくい側面もあろうかと思います。

群馬県高崎市は、先日、避難準備情報を出す基準に達した段階で避難勧告を出し、
今後は避難準備情報を使わないという方針を明らかにしました。
早めの避難行動をとってもらうためということです。

情報はあっても、それが伝わらなければ意味がないですから、
今後は、高崎市のようなことが
他の自治体でも検討されるようになっていくのではないでしょうか。

いずれにせよ、まずは知ることが大切ですから、
お住まいの自治体の避難所はどこにあるのかなど、
平時の際にしっかりと準備しておいていただきたいです。


by hiroseto2004 | 2016-09-13 17:27 | 事故・災害・事件 | Trackback