エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

引き続き、事故に関連した乗客対応をしていた近鉄車掌さんの寛大な処分と心のケアを求める嘆願書に賛同ください!

 日本の鉄道では人員削減が進んできました。そうした中で、少数の職員で、多くの乗客に対応しなければならない状況も生まれています。

 さらに、1990年代以降、「規制緩和」を背景に「消費者重視」の風潮、あるいは三波春夫の「お客様は神様」という言葉を誤解・誤用し、「お客様ならなにをしてもいい」という雰囲気が強まった感があります。

 そうしたことを背景に、過剰なクレームをつける乗客も後を絶たず、今回のように、車掌さんの我慢も限界に達してしまったと思われます。

 そもそも、日本の場合、上述した理由により、他の資本主義国と比しても、「安価かつ高品質なサービス」を求めすぎる傾向が行き過ぎな傾向が否めません。それにより国民がお互いに「消費者」として、「労働者としての他者の首」を絞めあっている傾向が否めません。これは、他の先進資本主義国と比べても異常ではないかと思います。そのことが、表面的な日本の産業の生産性が低く現れる要因にもなっているのではないでしょうか?

 海外では、鉄道がストをやっても、比較的寛容に乗客が対応するケースもあります。あるいは、そもそも、日本ほど、ダイヤが守られていないために少々の遅れは乗客も気にしない国もあります。

 さらに、三波春夫の「お客様は神様」という言葉は、応援してくれるお客様の前で一生懸命演技をするという意味です。いくらお客様でも理不尽な要求までのむ必要はないのです。

 こうしたことに対しては、第一義的には、労働組合が鉄道労働者を守るよう、きちんと当局に要求していかねばなりません。それとともに、国民も「消費者」として「労働者としての他者」に寛容になることも大事ではないかと思います。ただ、残念ながら、労働組合運動も、かつての力を失っています。

 今回、一般市民からこうした署名運動が起きたことを歓迎します。今回の事件を契機に、もう少し、国民が「消費者」として「労働者としての他者」にも想像力を持つ端緒になれば、と思う次第です。


https://www.change.org/p/近鉄社長宛-東花園駅のホームで人身事故の乗客応対を行っていた車掌さんの人事処分に対する嘆願?source_location=petitions_share_skip




9月21日午前11時ごろ、近鉄奈良線東花園駅で、別の駅で起きた人身事故の乗客対応を行っていた男性車掌(26)が突然、制帽と制服の上着を脱ぎ捨てホームから線路に侵入し、高架になっている同駅から約5メートル下の地面に飛び降り負傷した。とマスコミ各社により報道されました。

 また一部のマスコミでは「車掌”逆ギレ”線路を爆走」と題したテロップと共に車掌が飛び降りる直前に行った奇行のみが報じられ、最近発生している鉄道職員の不祥事と同様の扱いがなされました。

 しかしながら、その後の一部のマスコミ報道やSNSから、車掌さんは「取り囲まれていた」「数人から暴言を浴びせられていた」「笑われていた」などの情報もあり、飛び降りる直前には「“もういやや、死なせてくれ”と言っていた」などの証言があったとのことから車掌さんの精神が極限に近い状態だったと思われます。

 今回、近鉄は「お客様にご迷惑をお掛けして大変申し訳ない。社内規定にのっとって車掌の処分を検討する」とのコメントが報道を通じ行われましたが、その後の報道やSNSなどの情報からみても飛び降りる直前の精神状態が極めて不安定であったのは明らかであり、行為の事実のみをもって処分を前提に進めるというのでは、あまりにも不合理ではないでしょうか。

 近年、鉄道職員に対する暴力や暴言が横行していると聞きます。実現不可能な過大要求をするクレーマー大声で暴言を浴びせるクレーマーなど悪質なクレーム行為が後を絶たず、多くの鉄道職員を悩ませているとのことでです。まさに今、鉄道会社には悪質なクレーム行為から職員(大切な社員)を守るといった強い態度が必要かと思われます。

 このキャンペーンの目的は、車掌さんの人事処分を一旦白紙とし、事件の原因およびその背景など事実関係を十分に調査し、車掌さんに対する寛大な処遇ならびに心のケアを優先的に行うよう求めた嘆願書(賛同者名添付)を近鉄本社に提出することにあります。

鉄道運転手や車掌さんがいつまでも子供たちの憧れの職業であり続けるためにも。

賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます
  • 近畿日本鉄道株式会社
    代表取締役社長

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by hiroseto2004 | 2016-09-28 19:43 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback