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by hiroseto2004

テロがないと問題が注目されない国なのか?

派遣労働者の問題が注目されたのは、2008年の加藤智大死刑囚による秋葉原での連続殺傷事件によるところが大きいでしょう。

そして、2016年。植松聖被疑者による相模原大虐殺は、障がい者を巡る問題。そして、介護労働者をめぐる問題に注目を集めさせました。
如何に、日本に幅広く障がい者を排除する意識があるかということ。それを植松被疑者は代弁しているだけという面も強いこと。
他方で、いかに植松被疑者ら介護労働者も待遇が劣悪かと言うこと。
この事件を契機に考えさせられた人も多いと思います。

さらに、宇都宮での栗原敏勝被疑者による自爆テロ事件。栗原被疑者は娘さんの精神障がいを契機にした家庭崩壊で悩んでいたそうです。
だからといって自爆テロは肯定できません。
だが、精神障がい者とその家族への支援のあり方について考えさせられた人も多かったのではないでしょうか?

これらの「テロ」事件の死刑囚や被疑者を擁護するつもりはありません。
しかし、つくづく情けないと思うのは、「テロ」が無ければ、問題が注目されないのではないか?
というこの国の実情です。

テロがなければ、苦しんでいる人を踏みつけにして気づかない国、日本。
そうだとすると、なぜ、そうなってしまうのか?

そのことについてもっと掘り下げて考える必要もあるのではないかと思います。

ひとつは、なかなか困っていても声を上げず、キレてしまうまで我慢してしまう国民性。
他方で、自分たちの困っていることを要求として叫ぶと、冷たい視線を浴びせてしまうこの国の気風。
双方が「テロ」が起きるまで、問題に気づかない国をつくっているのではないか?
そう思うのです。

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by hiroseto2004 | 2016-11-07 06:41 | 思想・哲学 | Trackback