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by hiroseto2004

「差別反対」と叫ぶことに「だけ」逃げ込んではいけない

□「差別反対」と叫ぶことに「だけ」逃げ込んではいけない

ここ数日、トランプ当選で考えるところはありました。

ただ、言えるのは「差別反対」と叫ぶこと「だけ」に逃げ込んでは、状況に対応できないと言うことです。

誤解しないで頂きたいのはわたしも「差別反対」というテーゼに反対しているわけではないのです。
そうではなくて、「差別反対」を掲げる目的=全ての人に人権が保障された世界=が今のままでは達成されないと言うことです。

「差別反対」だけなら、まず第一に、クリントン・ブッシュや大手企業幹部らには痛くもかゆくもない。
国内では「アメリカ人(日本人)も移民も低賃金でこき使い」、
海外では「人権の名の下に気に入らない国を恣意的に空爆しまくる」
クリントン・ブッシュらアメリカの既存の大物や大手企業ら。
「差別反対」とデモるだけでは、彼らの暴挙は止められません。

貧困問題については、第一に、「移民も自国民も低賃金で労働者をこき使う」企業の責任こそ問題にすべきである。それを後押しする労働法改悪をしてきた政治の責任を問題にすべきである。
第二に、アメリカにおいては、実物経済面のみならず、金融面の規制緩和を突き進んできたクリントンらの責任も重いのである。(1999年グラススティーガル法廃止など。)経済への民主的規制をきちんと打ち出さねばならないのです。
そして、差別というなら、以下のことにもっと敏感にならなければ「偽善」ではないかとさえ思うのです。
アメリカや日本やトルコに住む人は「これからトランプ(安倍晋三やエルドアン)により人権が失われる」ことを恐れることができるが、西側諸国及びその手先のサウジなどによる空爆で殺されたイラクやアフガンやシリアやイエメンの子どもや病人たちの人権は二度と帰ってこないのです。

「トランプの差別発言」という「そこそこの強敵」をぶっ叩いて自己満足に終わるのでは「差別反対」の目的は達成できないでしょう。
それどころか、良識ある人も、トランプやエルドアンなどを支持する方へ追いやりかねないでしょう。

いまこそ、新自由主義と欧米の中東(・アフリカ)侵略双方を止めることが大事ではないでしょうか。


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by hiroseto2004 | 2016-11-12 22:31 | ジェンダー・人権 | Trackback