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by hiroseto2004

ポストモダン崩壊後のリベラル派の課題(1)・・・クリントンが廃止し、オバマが復活させ掛かっていた金融の民主的規制を

ドナルド・トランプの当選は、ポストモダン時代の終焉を宣告しました。

このような時代において、リベラル派はどう対応すれば良いのでしょうか?

クリントン(夫)は、財政政策的には実は積極財政を取って、景気回復、その結果としての税収増を行ったので、ケインズ主義を組み合わせた新自由主義者す。

クリントンは1999年にグラス・スティーガル法を廃止しました。
大恐慌を教訓につくられ、あの新自由主義の元祖・レーガンでさえも廃止できなかった同法を廃止したのです。

さらに、「構造協議」などで日本を含む外国に対して新自由主義を要求したのです。

当時は、ソ連という敵もなかった時期です。従って、遠慮会釈無く、厳しい要求を特に日本に突きつけていきました。「ソ連という敵がなくなり、いよいよアメリカが調子に乗った」時代、(ポストモダン時代)の象徴がビル・クリントンといえるでしょう。

共和党ネオコンのブッシュがその路線をさらに加速しました。

しかし、2008年のリーマンショックで頓挫。オバマが出てきて、再び規制強化に手を着けていたのです。

それはそうです。いくら銀行幹部が阿漕な方々であっても、金融機関をつぶせない以上は救済をした上で規制を強化する。この選択肢しかありません。
だが、ウォール街はオバマに対して抵抗。規制強化に反対しつつ救済は受けたいという無茶苦茶な要求をしてきた。
そういう流れの中で、今回の大統領選挙が行われた。
そういう意味で、クリントンは、夫のイメージのうちの悪い部分(ウォール街寄り)を受け継いでしまった面があります。

なまじ夫のビル・クリントンが前面に出るより、サンダースを副大統領候補にしてセットで演説した方が良かったのではないかと思います。

今回の大統領選挙は得票数を見ると、トランプが勝ったと言うよりはクリントンやクリントン支持のリベラル派が勝手にずっこけた感があります。
そして「反新自由主義」「反イラク戦争」の「錦の御旗」をトランプに奪われてしまったのです。

結局の所、これは世界的に言えることですが、クリントン、ブッシュが野放しにした金融資本への民主的な規制を行うこと。

これが、リベラル派が取り組むべき大きな課題の一つでしょう。
民主主義と人権を守るためには、このような積み重ねで「反自由主義の錦の御旗」をトランプから奪い返すしかないのではないでしょうか?


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by hiroseto2004 | 2016-11-13 17:22 | 思想・哲学 | Trackback