エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

「立憲民政党」「クリントン」的なものへの批判の勢いあまって

昭和初期に立憲民政党という政党があり、立憲政友会と政権を争いました。
民政党は、乱暴に言えば経済は新自由主義、政治はリベラルです。
大都会のインテリを中心に支持を伸ばした。
政友会が、地方の地主中心だったのと対照的です。
しかし、民政党の浜口雄幸総理が、不況時に金解禁というデフレ政策を取り、日本経済は大混乱になった。
野党政友会は、浜口の新自由主義経済政策を批判したのは良かったが、いわゆる統帥権干犯問題で、浜口を軍部の尻馬に乗って攻撃した。
また、政友会は、1935年=昭和10年頃、いわゆる天皇機関説問題でも、軍部の尻馬に乗って(軍部の出身だが)民政党寄りの岡田内閣を攻撃した。
いま、クリントン(夫)やブッシュ、小泉純一郎さんら、新自由主義者を批判する声が高まっているのは悪くはない。
しかし、問題は、クリントン(夫)やブッシュ、小泉、あるいは旧民主党(経済)右派を批判する勢いあまって、トランプや、プーチン、あるいはエルドアンなど、国家社会主義的な傾向のリーダーを過剰に持ち上げるきらいがあることです。
それは、戦前戦中の保守野党時代の政友会や左翼の社会大衆党が、軍部と組んで民政党を攻撃したのに似ていませんか?
ある意味その空気が、最近の総理では最も国家社会主義的な傾向の安倍晋三さんにとり、追い風になっています。
他方、リベラルの中で、脱原発を重視する人々の中では、小泉純一郎さんの脱原発を持ち上げる勢いあまって、彼のイラク戦争参加や新自由主義への批判が弱まるきらいがあります。
クリントン、ブッシュ、新自由主義、民政党的なものへの批判の勢いあまってトランプや、プーチン、原発推進、人権侵害まくりのエルドアンらを過剰に持ち上げる。
脱原発の勢いあまって新自由主義や戦争参加への批判が弱まる。
これは危ないでしょう。
きちんと、格差是正、脱原発・脱ひばく。イラク戦争参加を反省し、海外派兵ではなく平和外交を。
リベラルは、こうした方向をきちんと打ち出していくべきです。



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by hiroseto2004 | 2016-11-27 20:00 | 思想・哲学 | Trackback