イラン人大学院生、ガソリンからの硫化物の完全な除去に成功/イランは、大学の質における世界の上位14カ国
2017年 02月 23日
イラン人の大学院生がガソリンからの完全な脱硫に成功とのこと。
また、イランは、質の高い大学を有する、世界の上位14カ国に入っているとのことです。
また、核合意後に留学生が増えているというニュースもあります。
イランは、アメリカの制裁を受けて久しいものがあります。
しかし、それが幸いして「アメリカへの石油輸出」に頼らない経済体制に中東でも先陣を切って切り替えることが出来たとも言えます。
さらに、核合意によるアメリカ以外の国による制裁解除、そして、アメリカ以外とは関係を強化する外交努力も実を結んでいる、ということでしょう。
日本もお手本にすべき点はあるのではないでしょうか?
イラン人のエリート学生が、ガソリンやガスオイルなどの液体燃料から硫化物を完全に除去する方法により、特許を取りました。
このイラン人学生マザーヘル・アフマディさんは、イラン西部ハメンダーンのブーアリー・スィーナー大学の博士課程で化学を専攻しており、2016年度のイランの模範的な学生に選ばれました。
アフマディさんは22日水曜、イランのジャハーンギーリー第1副大統領から賞を授与されました。
(アフマディさんは、ISI情報科学研究所において40件の論文、そしてイラン国内外の学会18件の論文を出しているほか、1件の特許を獲得しています。)
また、自らの発明案の最大のメリットは経済的で実施が容易であること、環境にやさしいことなどを挙げました。
全ての学生の模範となる優秀な学生の表彰式典は22日、イランのジャハーンギーリー第1副大統領、ファルハーディー科学技術大臣、そしてガーズィーザーデハーシェミー保健医療教育大臣の参列のもと、テヘランで行われています。
by hiroseto2004
| 2017-02-23 23:34
| 国際情勢
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