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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「パン屋」は「郷土愛不足」だから「和菓子屋」⁉

安倍ジャパン初の道徳教科書検定。

一年生の教科書で、友達の家が「パン屋」という設定が検定で「我が国の郷土や文化に親しむ」という点が不充分ということで、「和菓子屋」という設定にされました。

いったい、何を言っているのか?安倍ジャパンの文部科学省は?!

今や日本初でラーメン屋が世界に羽ばたいている時代に何を言っているのか?!

こんなことを本気でやっていたら、それこそ、だんだん、加工食品を売る店は、和菓子屋以外は「非国民」ということになりかねない。いや、それこそ、自動車や電機メーカーも伝統ではないから非国民になりかねない。まあそもそも原発何てのも伝統から外れるから原発輸出に必死な安倍晋三も非国民になる。

だけど、価値観を押し付けられるのは一般国民で、安倍ジャパン皇帝・皇后両陛下は個人崇拝の対象となり、両陛下とそのお友達だけはいい思い。

そんなチャウシェスク時代末期のルーマニアのようになるでしょう。

こうした「森友」化を進めようとする安倍ジャパン。

安倍夫妻は今でこそ、籠池のおっさんや大阪維新とは内ゲバになっているが、籠池のおっさんのような価値観を悪用して日本版のチャウシェスク体制を強化しようとしているのです。







初めての小学校道徳の教科書検定が終わり、8社の24点66冊が出そろった。本来、「考え、議論する」を掲げたはずなのに、文部科学省が検定過程で付けた数々の意見からは、教科書作りに積極的に関与しようとする姿勢が浮き彫りになった。高校の地理歴史や公民の教科書でも、集団的自衛権南京大虐殺などの記述が、文科省の指摘に従って横並びになった。

 「しょうぼうだんのおじさん」という題材で、登場人物のパン屋の「おじさん」とタイトルを「おじいさん」に変え、挿絵も高齢の男性風に(東京書籍、小4)▽「にちようびのさんぽみち」という教材で登場する「パン屋」を「和菓子屋」に(同、小1)▽「大すき、わたしたちの町」と題して町を探検する話題で、アスレチックの遊具で遊ぶ公園を、和楽器を売る店に差し替え(学研教育みらい、小1)――。

 いずれも文科省が、道徳教科書の検定で「学習指導要領の示す内容に照らして、扱いが不適切」と指摘し、出版社が改めた例だ。

 おじさんを修正したのは、感謝する対象として指導要領がうたう「高齢者」を含めるためだ。文科省は「パン屋」についても、「パン屋がダメというわけではなく、教科書全体で指導要領にある『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ』という点が足りないため」と説明。「アスレチック」も同様の指摘を受け、出版社が日本らしいものに修正した。

 「ここまで細かいとは」。各社の編集者はこうした検定のやり方に戸惑う。

 検定に臨んだ8社は、2015年に告示された指導要領が学年ごとに定める「節度、節制」「感謝」「国や郷土を愛する態度」など、19~22の「内容項目」を網羅することを求められた。

 学校図書(東京)の編集者は指導要領やその解説書を読み込み、出てくる単語をリスト化。本文や挿絵、設問に漏れなく反映されているか入念に点検したが、それでも項目の一部がカバーされていないという検定意見が数カ所ついた。別の出版社の編集者は「単語が網羅されなくても、道徳の大切さは伝えられる。字面だけで判断している印象だった」と不満を口にする。

 最終的に、検定では8社の計24点(66冊)の教科書に誤記や事実誤認を含めて244の意見がつき、このうち43が指導要領に合わず、「本全体を通じて内容項目が反映されていない」などの指摘だった。

 各社は指摘に沿って本文やイラストを修正したが、これまで検定の対象外だった副読本より、「横並び感」が強まった。


by hiroseto2004 | 2017-03-25 11:00 | 安倍ジャパン | Trackback