エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

裁判官も時代の雰囲気に左右される・・非正規労働差別撤廃の取り組みと判例の変遷

裁判官も時代の雰囲気に左右される・・非正規労働差別撤廃の取り組みと判例の後退

大昔といっても、ほんの40年くらい前までは、賃金の男女不平等は当たり前で、裁判でも男女不平等は「公序良俗」だとさえされたのです。

時は流れ、現代。表だった性差別は禁止されたが、たとえば、正社員と非正規社員という形で差別は温存・拡大されています。
しかし、それでも、非正規労働者側に有利な裁判例が相次いだ時期がありました。民主党への政権交代の前後の時期です。
さらに、民主党政権の置き土産として、雇用形態による差別を禁じた第20条を含む労働契約法改正(2012年8月改正)が残りました。
ところが、です。
安倍晋三さんが政権を奪還してから事態は暗転しつつあるように思えます。
先日は、東京地下鉄の売店を運営するメトロコマースにおける非正規差別を是認する判決を東京地裁は出してしまいました。
裁判官といえども、一般市民としての側面もあります。時代の雰囲気に多分に影響される。
民主党への政権交代の直前あたりには、リーマンショック、派遣切りの影響で、確かに、多くの市民が非正規差別について「おかしいじゃないか?!」と憤りを感じていたと思うのです。(もちろん、いわゆる「自己責任論」もひどかったが)

そういう雰囲気が明らかにしぼんだ時期があった。それは間違いなく「3.11」のあたりだったと確信しています。

また、自分自身を振り返ってもそうなのですが、ここ数年、実質賃金が低下し、正社員や正規公務員も含めて、人々に余裕がなくなり、それが故にこの課題に取り組めなくなった人も多かったと思います。

正直、この点については、自分としても、申し訳なかったと言う思いはあります。自分自身、たとえば、2010年ころ以前であれば、多くの労働者の裁判闘争に関わることが出来ていたのです。だが、それがままならない状況に忸怩たるものがあります。

しかし、多くの市民がこの問題に関心があると言うことを見せることで、裁判官もまた変わってくるのではないか?そのようにも期待しています。


トラックバックURL : http://hiroseto.exblog.jp/tb/25648040
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by hiroseto2004 | 2017-03-27 18:32 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback