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by hiroseto2004

広島地裁、四国電力伊方原発3号機の運転差し止め却下【不当判断】

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広島県に住む人ら四人が広島地裁に四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを求めた仮処分申し立ては、30日、却下されました。

十五時過ぎ、裁判所から出てきた弁護団の若手弁護士二人が「差し止めならず」「被爆地ヒロシマは諦めない」の幕を広げました。

広島地裁の決定では、基準地震動の策定の合理性/基準津波の策定の合理性/火山事象の影響による危険性/その他の争点について検討。いずれも、「新規制基準に適合するとした原子力委員会の判断に不合理な点はない」とし、「住民らの人格権が侵害される恐れがあるとはいえない」としてしまいました。
なお、「基準地震動の策定の合理性」については、「なお慎重な検討を要すべき課題がある」と認めていますが、専門家を証人尋問して関連事実を慎重に認定する必要があるため「本案訴訟で行われるべきであって」「そのような証拠調べは仮処分にはなじまない」としています。

地震動については、2016年3月11日に広島地裁に提訴された伊方原発の運転差し止めを求める本訴訟のほうで、今後、裁判所がきちんとした事実認定をすれば、本訴訟で伊方原発3号機を止められる可能性は残っている、と見ることも出来る要旨でした。

今回の決定は、日本国憲法上最高の価値を持つ人格権(個人の尊厳)を否定するものです。
司法が依然として安全神話にしがみついていることも示しました。
そもそもが、新規制基準自体、本当に福島の事故の原因の究明や責任追及が曖昧なまま策定されたものです。
それを是としたのは、原発安全神話に司法がしがみついていると言うことです。
原発事故が起きれば人格権は侵害されます。そして、今回の決定は「過ちは繰り返しませぬから」といいながら、「大きな過ちを再び繰り返している」と言わざるを得ません。
さて、いま、東芝の事実上の経営破綻に見られるように、原子力産業は断末魔です。
原発のない世界が実現するまで、本紙も粘り強く取り組みを続けます。


本日の決定などに関する資料は以下です。

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by hiroseto2004 | 2017-03-30 15:21 | エネルギー政策 | Trackback