「とち狂ってナチスサイドで参戦」したことへの反省が足りない日本
2017年 04月 06日
日本が過去について反省が足りないのは、アジアへの侵略ももちろんそうでしたが、「ナチスサイドで参戦した」ことへの反省です。
日本がなぜ、国連で未だに「敵国」とされているか(国連憲章第53条、77条、107条)?
それは、とりもなおさず、ナチス・ドイツ(ヒトラー)サイドで日本が第二次世界大戦に参戦したからです。
なぜ、日本は、そのようなとち狂った対応(日独伊同盟)を取ったのか?
それは、日中戦争で、蒋介石を支援していたドイツに手を引かせるため、という説があります。
そもそも、中国に対して、1930年代の日本は、日清戦争の時のイメージで舐めきっていました。
ところが、「意外」にも大苦戦を強いられました。
その理由の一つは、ドイツの支援で、かなり中国軍も近代化していたことです。
そこで、ドイツの手を引かせるために、日独同盟を締結した、という部分もあったという説もあります。
だが、そのことにより、日本は敵国としての汚名を国連から今も着ることになっているのです。
翻って、今の「安倍ジャパン」は、「中国包囲網だ!」と叫んで、結局の所、フィリピンをはじめとする各国に、中国と両天秤を掛けられ、金を取られるだけになっているのではないでしょうか?
さらに、「教育勅語は否定しない」などの動きは、敵国条項的に見れば「新たな侵略政策」と見なされかねません。
「ナチスと組んで参戦した」ことの経過についてきちんと反省していないことが、現実に経済的な損害を出し、さらには日本の立場も悪化させていることの根本原因となっています。
by hiroseto2004
| 2017-04-06 13:57
| 安倍ジャパン
|
Trackback