米世論調査、約半数がシリア攻撃を支持せず
2017年 04月 10日
アメリカでは、約半数がシリア攻撃に反対、という調査結果もあります。
最新の世論調査の結果、アメリカ国民全体のおよそ半分が、シリアに対するミサイル攻撃というアメリカ政府の決定を支持しなかったことが明らかになりました。
アメリカのニュースサイト、ザ・ヒルが10日月曜、報じたところによりますと、HuffPostとYouGovが共同で行った調査の結果、アメリカ国民の49%はシリアへのミサイル攻撃という、アメリカのトランプ大統領の決定を支持しなかったということです。
また、回答者の3分の1以上は、トランプ大統領はこれ以上軍事的な措置に手をつけるべきではないと表明しています。
さらに、回答者の44%は、今回のシリアに対する攻撃は、トランプ大統領の以前の発言に矛盾したとしています。
今回の調査は、今月の7日から8日にかけて、アメリカ人1000人を対象にインタビュー形式で行われました。
トランプ政権時代になってから初のアメリカによるシリアへの直接攻撃は先週金曜、シリア中部ホムス州にある空軍基地への59発のミサイル攻撃により開始されました。
この攻撃は、アメリカ議会や国連安保理の許可なしに、シリア・イドリブに対する化学兵器による攻撃を口実に、地中海に駐留するアメリカ艦艇により実施されています。
こうした中、シリア政府は化学兵器の使用をすべて否定しています。
by hiroseto2004
| 2017-04-10 21:02
| 国際情勢
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