イラク、有志連合のIS空爆で民間人犠牲者増える
2017年 04月 14日
イラクも深刻です。有志連合の空爆で、民間人の犠牲者が増えています。
イラクの軍事筋が、モスル西部でのアメリカ連合軍のISISに対する空爆で、女性や子供を含む民間人13人が死亡したことを明らかにしました。
アナトリア通信によりますと、イラクのパイロットはこのことを報告すると共に、「連合軍の戦闘機は、12日水曜、住宅6棟を攻撃し、これにより民間人13人が死亡、17人が負傷した」と述べました。
この攻撃は、アメリカの戦闘機によるモスルへの空爆で、一家3人が死亡したわずか1日後に行われました。
およそ20日前にも、モスル西部でイラクの民間人多数が瓦礫の下から救出されましたが、その遺体の大半は女性や子供でした。
アメリカ連合軍はその後、この住宅の爆撃に直接関わったことを認めました。
アメリカとその一部の同盟国は、2014年6月から、ISISの攻撃を主張してイラクを空爆しています。この攻撃はISISにはほとんど影響を及ぼしていませんが、民間人の殺害に加えて、この国のインフラにも被害が及んでいます。
by hiroseto2004
| 2017-04-14 15:56
| 国際情勢
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