人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

明日はフランス大統領選挙第一回投票日

明日はいよいよフランス大統領選挙第一回投票日。

昨年の東京都知事選挙でたとえれば、

マリーヌ・ルペン=小池百合子
フィヨン=増田寛也
マクロン=若い鳥越俊太郎
メランション=宇都宮健児

こんな感じでしょう。

ルペンの親父は、やっぱり、日本で言えば、田母神閣下でしょう。
しかし、マリーヌ・ルペンは、親父よりは子育て支援など社会政策に手厚い。「自国民限定」での人権感覚とか多様性尊重は明らかに親父よりはある。現代日本で言えば小池百合子。戦前で言えば、立憲民政党(永井柳太郎)が近い。親軍的(タカ派)的な部分と、社会政策に熱心なリベラルな部分のハイブリッド。
フィヨンは、日本で言えば自民党の本流だから増田寛也。

マクロンは、無所属で中道左派共闘だから、若い鳥越俊太郎。ただし、社会党政権の閣僚出身と言ってもかなり新自由主義グローバリズム色が強い。それを言い出したら元はと言えば、鳥越氏も外資系大手保険会社の広告塔だったのですけど。

左翼党のメランションは、もちろん、宇都宮健児でしょう。

メランションとルペンはかなり支持が重なる面もあると思う。反EU、ロシア寄り外交。ルペンがことさらに「反移民」を言うという点だけが違いか。ルペンvsマクロンまたはフィヨンの決選投票でメランション票がマクロンまたはフィヨンに流れる保証はどこにもない。アメリカ大統領選挙の焼き直しの可能性も出てくる。

まあ、こんなカオスになってしまったのはオランドのおっさんが、社会党なのに、米英のポストモダニスト(新自由主義グローバリスト)と一緒にシリア空爆なんかするからですね。本当に余計なことをしてくれたものだ。格差是正に期待してオランドを支持したのだから、格差是正に全力投球すれば良かったのに・・。

by hiroseto2004 | 2017-04-22 19:55 | 国際情勢 | Trackback