「金持ち」だからと言って負担割合を変えることが分断を招く・・・税金でしっかり負担して頂くのが筋
2017年 04月 30日
「金持ち」だからと言って利用者負担割合を変えることが分断を招く
介護保険の一部所得者の2割負担が2年前に導入され、さらに来年からさらに一部3割負担という介護保険法改悪が目論まれています。
そもそも、2割負担対象者が、金持ちといえるかと言えば違うと思う。
もう一つの問題は、金持ちだからと言って負担割合を変えることが分断を招くと言うことである。
ハッキリ言って、いざというときの負担割合が高くなったら、2割負担、3割負担の対象者も、介護保険料や税金を払うのがアホらしくなるでしょう。
さらに、逆に1割負担の人に対してはそのこと自体が、『貧乏人だ』というスティグマにもなりかねない。
これは、子ども手当の議論でも一緒。所得制限は正統なように見えて、実際には分断を招く。
ハッキリ言ってしまうと、所得試算の多寡にかかわらず、いざというときのサービスは平等に受けられるようにしておけば良い。
その代わり、所得税・住民税などの税はしっかりおさめてもらえば良い。合法だがセコい方法で外国に財産を逃がして税金逃れという現状を改めれば良いのです。
※なお、原理原則論を言えば、「介護は税でまかなうべき」という小沢一郎さんの大昔の主張が正しいともいえます。
by hiroseto2004
| 2017-04-30 19:38
| 反緊縮・格差是正
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