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by hiroseto2004

「萎縮・忖度をしない」ことが大事 施行70年憲法記念日集会

施行70年 いいね!日本国憲法 5.3ヒロシマ憲法集会が中区のハノーバー庭園で開催されました。

開会の挨拶の後、歌手で浄土真宗本願寺派僧侶の二階堂和美さんによる歌のアピール「一本の鉛筆」が行われました。
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その後、記念講演として、清水雅彦・日体大教授が「市民と野党共闘で安倍政権を止める!」と銘打って話されました。
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清水さんは、自民党の2012年4月の日本国憲法改正草案が安倍政権が向かっているところだとし、野党時代に自民党が民主党との違いをハッキリさせるために出てきた、としました。
そして、その柱は、
1、国家主義、
2、人権制約原理を「公共の福祉」から「公益及び公の秩序」に変更し、大幅な義務規定を拡大すること、
3,9条改正と平和的生存権の削除、
だとしました。

現行憲法の平和主義は戦争違法化の歴史を推し進めるものだとその意義を強調しました。対して、安倍総理の「積極的平和主義」とは、そもそも総理自身が参与をしていた日本国際フォーラムの提言によるものだそうで、「日本もアメリカの戦争に参加し、自衛隊員が殺され、日本国内ではテロが発生して一般国民も死ぬ」ことになると指摘しました。
日本国憲法の平和主義は憲法9条という戦争のない状態をめざすことと、憲法前文の平和的生存権=積極的平和、構造的暴力がない状態をめざすということの二つの平和主義があると紹介しました。

その上で、これまで対立してきた政党や労働組合などの統一行動の土台となった「総がかり行動実行委員会」について説明。
連合所属と全労連所属の統一行動の実現、野党の連携の実現の成果はあり、集会も統一したことで一般市民も参加しやすくなったと総括。
他方で、1960年の安保闘争の時と比べると労組の組織率が32.3%から17.5%程度に落ちており、非正規労働者や地方の運動拡大が課題になっていると分析しました。
また、参院選においては32の1人区で統一候補を擁立し、11人が当選するも、改憲勢力に3分の2を許したこと、投票率も依然54.7%と低いこと、無党派層への新党が課題であることなどを指摘しました。
運動の課題としては、若者へのアプローチとして、長々と年配者が経験自慢をしたりすると退かれてしまうの避けること、他方で、権力に対して自己規制や萎縮、忖度をしてはいけない、と強調しました。清水さん自身、権力を忖度した大学の職員から「理事長が理事長(自民党の元議員)ですから、政府批判は控えられた方が」と「忠告」されたそうですが、当の理事長と学食で偶然会ったので挨拶に行ったら「問題ありませんよ。頑張ってください」と逆に励まされたそうです。
秘密保護法はけしからんし、共謀罪は絶対に通してはいけないが、しかし、忖度や萎縮をしたら余計、安倍総理が調子に乗るだけだ、というお話しが、今日、一番、印象に残りました。

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by hiroseto2004 | 2017-05-03 17:24 | 憲法 | Trackback