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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【アッキード事件と「忖度」】三宅洋平さんと支持者は潔く「失敗」の総括を、野党・リベラルは三宅派への「忖度」無用で「アッキード」徹底追及を

 実を言うと、三宅洋平さんの支持者に「忖度」して、安倍昭恵さんへの追及が甘くなっている野党議員やリベラル系論客も多いのではないか?

 そう思われることがよくあります。

 正直、安倍昭恵さんが、森友学園への国有地払い下げに関与していたかどうかについては、「真っ黒」でしょう。「特例です」と財務省室長が籠池のおっさんに伝え、また、財務省は払い下げが決まる前から手引き書まで渡していたのですから。
 
 にもかかわらず、野党、特に民進党などの議員の追及は甘かった。

 その一つの要因は、三宅洋平さんが安倍昭恵さんと2016年7月の参院選直後に居酒屋で会談していたことではないのか?

 それにより、
「安倍昭恵さんを追い詰めれば三宅さんにも累が及ぶのではないかという懸念は、特に三宅洋平さんの支持者の間にあるのではないか?」
「その結果、三宅洋平さんを支持していたような人の票を失うのではないか?」
と野党議員が「忖度」し、昭恵さん追及にへっぴり腰になっているのではないか?
そんな疑いを懐いています。
政治家にとって確かに票を取ることは大事です。
小選挙区では数百票差で勝負が決まることもある。
特に、3.11以降立ち上がった人の割合が多い三宅洋平さんの支持者を逃がしたくないという気持ちは分からなくはない。今までの野党が掘り起こせなかった票を三宅さんが持っている、と言う見方も出来る。

しかし、です。

安倍昭恵さんへの追及が緩いことにいらだっている野党支持者も多くいるのです。
冷静に考えればそのことで減らしている票もかなりあるのではないか?

さらにいえば、三宅さんもご自身の行動について、潔く総括されたらいかがですか?

恥ずかしいことはない。人間誰しも誤りはあります。

 本社社主も、他の団塊ジュニア世代の一部活動家とともに、遠くない過去に「個人尊重」ないし「純粋市民主義」とでも言うべき考え方の勢い余って「既成政党に天誅!」路線に走ったことは誤りだったと総括しています。

 2.26事件の青年将校が怒りの余り「穏健派既成政党政治家や元老」らに「天誅!」を加え、東條英機を結果としてアシストしたのと同様、「我々」も、「既成政党に天誅!」を加え、安倍晋三さんを助けてしまっのではないか?という総括を行っています。

 三宅洋平さんや支持者の皆さんにも誤りを率直に認める勇気をお願いしたい。

 三宅さんやその支持者は既存野党の誤りや限界を指摘するのは得意である。
しかし、いざ、自分たちが誤った場合に批判に応え、総括し、修正するという
ことについては、未知数です。「純粋市民主義」の勢い余って「市民だから誤ることはない」という姿勢では、既成政党未満になってしまいますよ。それこそ、2.26事件の青年将校になってしまう。

 三宅洋平さん。そしてその支持者のみなさん。今からでも遅くはない。
安倍昭恵さんと会談したことで結果として総理を勢いづかせたこと、また、その結果として、野党陣営内部にも昭恵さんへの「忖度」を生じさせたことについては、しっかりと反省されたらいかがですか?
2013年参院選で緑の党・ひろしま代表として、三宅さんのポスター貼りに協力させて頂いた一人としてそのことは勧告させて頂きます。

 また、野党議員やリベラル系論客も、三宅洋平さんの支持者に多い「3.11以降立ち上がった人」の機嫌を損なうまいとして昭恵さんに対して忖度しているなら、そんな忖度は止めた方がいい。そのことは改めて勧告します。

by hiroseto2004 | 2017-05-03 18:32 | 安倍ジャパン | Trackback