山林火災 鎮火の見通し立たず

東京電力福島第一原発の事故で帰還困難区域となっている浪江町の山林の火事は、4日で発生から6日目となりましたが鎮火の見通しはたっておらず、福島県や自衛隊などは5日も消火活動を続けることにしています。
この山火事は、先月29日、浪江町井手の山林から出火したもので、福島県や、県からの災害派遣要請を受けた自衛隊のヘリコプターなどが連日、上空から消火活動を続けています。
火事は4日で発生から6日目となり、4日も上空からの消火活動に加えて、地上からも消防と自衛隊のあわせておよそ240人が放射性物質の付着を防ぐ防護服を着て消火活動を行いました。
県によりますと、いまのところ人や建物への被害はありませんが南風の影響で徐々に延焼範囲が広がっているということで、鎮火の見通しはたっていません。
現場は、原発事故の影響で放射線量が比較的高く、立ち入りが厳しく制限されている帰還困難区域ですが、県によりますと、周辺の放射線量に目立った変化はないということです。
消防や自衛隊は4日、近くの沢からくみ上げた水をためておくことができるタンクを現場に新たに設置したということで、5日からは水量を増やして消火活動にあたることにしています。