本社社主・さとうしゅういちは、6月21日(水)、広島市安佐南区内各地で街頭演説を実施しました。
「加計学園問題では、総理腹心の萩生田官房副長官が加計学園とずぶずぶで、文科省に直接圧力を掛けたことが明らかになる文書が次々と明らかになっている。総理は、反省し、説明責任を果たしていくというが、本当に反省しているなら、直ちに閉会中審査か臨時国会開会に応じるべきだ。」と要求しました。また、総理が、公務員獣医が不足していることを理由に、「岩盤規制打破」と称して加計学園獣医学部増設を認める言い訳にしていることについて、「そもそも、公務員獣医が不足しているのは、待遇が悪いからではないか?いくら、獣医学部卒業生がいても、公務員獣医の待遇が低ければ、ペット病院など(他の商売)に(人材が)流れるのは当たり前だ。」「確かに、『公務員さえぶっ叩けば大阪は良くなる、日本は良くなる』などというイメージ(戦略)で人々を洗脳した政治家がたくさん票を取った時代があった。確かに、学校の先生の不祥事や大阪市職員の不祥事が相次いだのも事実でそれはそれで是正しなければならない。しかし、人材が不足している分野については給料を上げないと、市民のためにならないのは明らかではないか?」と、8月にも「サプライズ入閣」がささやかれる橋下徹・前大阪市長や小泉進次郎さんの父・純一郎さんらを念頭に批判。「総理は記者会見で『人づくり』とおっしゃったが、人手不足の分野では、給料を上げないといくら人材を育成しても居着かないのではないか?獣医もそうだし、保育もしかり、介護もしかりだ。」「人材不足の給料を放っておいて、行政のトップ(総理)がお友達と癒着して腐敗していたら、ますます、現場も腐っていくのではないか?総理のやっていることは逆効果ではないか?」とたたみかけました。
さらに「国家戦略特区自体が憲法違反だ。憲法95条に定める住民投票も国会審議も経ていない。だからこそ、今治市民にも不満が残るし、本当に国民全体から見ても税金の無駄にしかならないのではないか?」と指摘しました。
そして、最後に「数々の安倍総理がやってきたことは憲法違反だ。共謀罪も違憲だし、自衛隊が海外で武力行使をする道を開く安保法もどう見たって憲法違反だろう。政権交代をした上で、違憲の法律は全て白紙にしよう。野党は頼りないように見えるがそうはいっても、介護や保育の現場で働く人の処遇改善、災害被災者への支援充実など国民生活に軸足を置いた法案提案を行っている。こうした野党をそうはいっても支えて欲しい。」と力を込めました。