備忘録 人権・民主化に関する仮説 欧米帝国主義による「押し付け分」は「身に付かない」・・日本とイランを例に
2017年 06月 22日
備忘録 民主化に関する仮説 欧米帝国主義による押し付け分は「身に付かない」
日本の場合も、戦後、アメリカ帝国主義に与えられた部分はだんだん喪われていき、「民主主義」から「会社主義」になった。
それでも、野党や市民運動によるチェック機能である程度押し返していった。
しかし、チェック機能が低下した結果、「日本ブラック会社主義人民共和国連邦」とでもいうべき、日本の「地金」が丸出しになっているのが安倍政権ではないだろうか?
アメリカを後ろ楯にしたパフレビー皇帝が進めた「欧米化」は結局、1980年のイスラム革命でひっくり返った。
女性の権利などは大きく後退した。
それでも若者を中心に声を上げ、すこしづつだが女性の社会進出も進み、現在では、理系の大学生では男子を上回るなどしている。
冷静に考えたらモサデグをアメリカが打倒したのが間違いだった。パフレビー皇帝に与えられた部分はあまり「身に付いていなかった」と言えるのではないか?
結局、イスラム革命後に後退を余儀なくされた部分から、イラン国民が頑張った分だけ人権や民主主義が進んでいる。
by hiroseto2004
| 2017-06-22 15:53
| 歴史
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